種子島に着いてまず最初の仕事は、役所への表敬訪問。
カラフルな乞食みたいな出で立ちで来島した自分を心底恨んだ。名刺を忘れたこともガッカリだ。くみっぺの後ろに隠れながらなんとかやり過ごす。
(千座の岩屋。干潮時には歩いて洞窟に入れる)
その後、宿に向かう車の中から、大きな天使の梯子がふたつ見えた。雲の切れ間から太陽の光が地上に降り注ぐアレね。
「こりゃ、島に歓迎されてるね!」と一気にうれしくなり、それを眺める自分が乞食スタイルだということなどすっかり忘れた。
ちょうど我々が島に行った日は、ふたご座流星群が見える日で夕食後、宿のテラスでみんなで空を見上げた。
島は、町以外はほとんど街灯もなく、夜は真っ暗。
ひとつひとつの星が力強く光を放っている。
ほんの5分の間に流れ星が3つ見れた。
もっと見たかったけど3つ目に見た流れ星が2メートルくらい流れたのでそれで終わりにした。
(我々が泊まったペンション風のホテル『HOPE』。こんないいとこ泊まったん初めて。)
いつも本番前日は緊張して一睡もできないのに、この3日間はスヤスヤ眠れた。
なんか種子島が自分のいろんなところを緩めてくれたように思う。
(こんな素敵な部屋やのに、ぼくが入った途端散らかった。)
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