沖縄2、 Crescent Moon

『桜坂社交街』。




今でこそ若者も多いけど、


ひと昔前はすんごいディープなゾーンだったそう。



いまもその名残が所々にあり、


おでん屋ひとつ入るにもすごい勇気がいる感じ。






この社交街に昨年シャンソン営業に来たバーがあり。




マスターは覚えてなかったので黙ってたんですが、


カラオケの順番が回ってきて、


「じゃあ、うたわせていただきます。」


と起立した瞬間、




「思い出した！！」




と言って再会をよろこびハグし合いました。




最近自分の中の欧米化が止まらず、


うれしい再会があったときは相手が男でも女でも、


ハグだけでは気が済まずチューまでしようとしていまうんですが、



それは拒まれた。



ふうん。



中島みゆき歌唱法による『ガラスの十代』を披露。



これスベったんが今回の旅の最大の反省やわ。



はじめに中島みゆきの曲うたってからやらなあかんかった。





そして一年前のちょうど今頃、


このマスターがうたってくれて、いたく感動した石嶺聡子の『shine』をうたってもらいました。



♪たのしくないのに笑う大人になったら

季節ごとの変わり目さえきっとなくしている

星や雲やせせらぎや全ての光は

勇気なくし気弱になるそんなわたしのため♪




今年も夏が終わった。


またこの曲で夏にさよならが言えるなんてとてもうれしい。




そんなことを思いながら桜坂の夜は更けてゆきました。

沖縄1、神様がくれた晴天

予報では3日間とも雨でしたので、


昼に寝て夜遊ぶつもりで出かけた今回の沖縄。



那覇に到着すると風は強いものの雨は降っていない。




雨じゃないならいつも行く300年の大アカギのところへだけは行きたい。




ここはぼくにとって特別な場所で、聖気に満ち満ちている。



その森に一歩入ると、



はじめは焦点が合わず、輪郭がボヤけて、遠近感が全くわからなくなる。



そして両手を広げ深く呼吸しているうちに、


なんか体の中に浄らかなものが入ってきて、


再び森を見てみると、


木のひとつひとつ、葉っぱのひとつひとつまで全てが目に映る。



そして遠くを見てみると、


自分の目で見てるとは思えないほどクッキリと、


全ての風景があるがままの姿で飛び込んでくる。





ここは写真に撮るような場所じゃないと思うので写真を撮ったことはないし、


『撮影禁止』の立て看板を今度自分が勝手に立てたい、とも思っている。





今回もここに来れてよかった。






聖なる気を体全体に受けた後は。





不埒な気配でムンムンです。

ただいま～！

無事関空に帰ってきました。



沖縄ではほとんど傘をさすこともなく、


飛行機乗り込んだ途端どしゃ降り。



昨年の10月もそんな感じやったなあ。




沖縄の神様ありがとう～。



そしておやすみいただきまして、ありがとうございました！

おかえり

きのうはぼくの音楽の盟友、小川賀子のライブを見に扇町para-DICEへ。


10年も前、


『へちまカラー』というユニットをふたりでやってて、


ずいぶんたくさん拍手をいただいたものです。




ふたりでたくさんうたも作った。




ライブ当日、ふたりとも風邪をひいてしまい、


朝早く集まって、『風邪をひいてごめん。』といううたを作ってその日に演奏したりもしました。



このステージにも10回以上立ったなあ。



賀子に子供ができたり、ぼくに吹き出物ができたりしているうちに、


もう何年も会ってなかった。




でも顔を合わせると信頼し合える友で、


音楽でつながれる友達はやはりちょっと特別。



新曲も賀子らしくて、ほんとうれしかった。




当時のファンもいっぱい集まってて、それもうれしかった。




写真はトリのオッサンです。こちらもよかった。




なかい山ご夫婦も見にきていたので、



ライブがはねてからなかい山へ。



ギターが一本置いてあり、ミュージシャン達がうたいだす。




ぼくはギターが弾けませんので、


桜川春子さんに適当にコードを弾いてもらい、


なかい山のメニューを即興かつ朗々とうたいあげました。




喝采いただきましたが、酔っ払ってエライことになってた気がする。




ぼくも帰りたくなってきた。





あしたからは沖縄です。



水曜日まで臨時休業です。




でも台風やねん！



帰って来れるかドッキドキ。

春風

今日はなんだか春みたいな空気。



超能力で春を呼んでしまったのではあるまいか。





きのうお客さんと、


中島みゆきの『糸』について語っていて、



「あんな曲作ってもうたら、死んでしまいそうやんなあ。」



と言ってました。




自分がこの世に生を受けた意味というものが、


あの一曲だけで完成している。



しかしそんな曲が一曲ではなく、量産してるんだから、


中島みゆきという人の命はどれほど大きなものなんだろう。




中島みゆきと同じ時代に生まれれたことは本当にうれしい。




んなわけで、ひさしぶりに中島みゆきブームの到来。




『他の人のうたを中島みゆきの歌唱法でうたう。』


という練習も再開。





たいした曲でなくても、


この中島みゆき歌唱法でうたうとものすごい説得力のあるうたに聞こえてくるのだ。



岡本真夜の薄っぺらいうたも、ホラこの通り。



♪な～みだの～数だけ～強く～なれ～るよ～

アスファァ～ルトに咲く花の～ように～♪




言葉のひとつひとつが言霊となって胸の奥深くにぶち当たってくる。






けっこうどんなうたでもこの歌唱法でうたうと中島みゆきのうたに聞こえてくるんですが、



そんな中、唯一ハマらないのがこの人。




広瀬香美。



広瀬コール・ミー。




♪絶好調～真冬のぉ～恋～♪





香美め。




完敗やわ。

あれはUFOの光

♪UFOだったのかも知れない

あの時 君が見たものは

ベランダから大声で君が呼ぶ

ぼくは邪魔くさそうに返事したんだ


なんだか信じられなかったんだ

不思議なことも それから君のことも


答えられなかっただけで 君を嘘つきと決めてしまった



最後に君が黙り込んだら

ぼくが勝ったことにしてきたけど

いつだってゆずってくれてたんだ

君がゆずってくれていたんだ


いまさらやっとわかったんだ

言葉にしない気持ち あることも


この目に映ることだけを

信じるのは もう やめにしたい



いまになってそんなこと 言い出したのは

さっき見たんだ 不思議な光を♪


ー『あれはUFOの光』



自分で作った詞の中では、


特別すきなうたです。





スプーンはまだ曲がっていませんが。




いざ曲がった時、自分の新たなる能力をどう受け止めるべきか考えています。




けっこう薄暗い性格なので、


身の回りでよくないことが起こった時、



『自分が超能力を使ってしまったんではないか。』



と、いちいち思ってしまう気がする。




未知の能力を受け入れる、というのはそういうことだ。




きのうは、それを受け入れる覚悟が自分にあるのか、


スプーンは1mmも曲がっていないのに思い悩んでいました。



いや～。贅沢な時間やわ。





こんなに勝手に自分のこころを放し飼いにして、


動かしまくるのはひさしぶり。




ものっすごい暇やねんやわ、ぼく。




こんな時間も必要。

超能力の世界

だんだん寒くなってきたので、


今夜の夕飯は豚汁。




アーンド、納豆と塩昆布の豚平焼き。




トン＆トン。



いろんなことが、トントン拍子にうまくいきますようにとの願いを込めて。




ご飯は、フーチバ・ジューシー。



沖縄料理で、ヨモギの炊き込みご飯です。



作り方は、


水曜日だけ商店街に出店してる沖縄物産のオッサンとこで、


フーチバ・ジューシーの素を買うだけです。






そして食後は、


カカトの角質取りとスプーン曲げの練習。




さくらももこの『ももこのトンデモ大冒険』を読み、


にわかに練習を開始。




人はもっと自分の未知の能力に興味を抱くべきである。




超能力があるタイプか無いタイプかで言うと、


たぶんある方のタイプだと思うので、



とりあえず、Mr.マリック方で練習開始。





練習しながらすごいことに気づいた。



もちろん曲がってほしいから練習してるわけやけど、


自分の深層心理としては、


『ホンマに曲がったらどうしよう！？』


と思っている。





けっこう曲がりそうなイメージができたとき、


曲がってしまった時の恐怖、というものがけっこうな勢いで襲ってきた。





この恐怖を超えれるかがポイントなんかも。




沖縄は、偶然と言うには不思議過ぎることがいつも起こるので、



沖縄でやってみよう。






今日はスプーンは曲がりませんでしたが、




カカトの角質はけっこう取れました。

今日の徒然

今日は店が暇でした。


でも、店が暇な時ほど充実した時間を過ごしたいですよね。




ジャーン！！



『瑛太なりきりジェネレーター』

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↓↓
↓
↓
↓



飽きるほどやりました。



んで、飽きた。





興味を持ったことは、飽きるまでやるのが大切だと思っています。




そしてその中で飽きないものを、


いくつかその手に持って人生を歩んでゆけばいい。





沖縄も飽きるまで行くよ～！




今日来てくれたお客さんが、


偶然、来週沖縄に行くとおっしゃるので、


「観光ですか？」


と聞くと、


「沖縄では昔たくさんの方が亡くなったので、慰霊のために行きます。」


とおっしゃってました。




今日で2回目に来てくれたお客様だったので、



まだどういう人かわからないんですが、





「今回のぼくの主な目的は夜遊びです。」



とは、ちょっと言えんかった。





すきな言葉。



『みんなちがって、みんないい。』

ペンキ塗りたて注意！！

オープンして4年半。



店のテーブルのペンキがところどころ剥げてきた。



ずいぶん前から気になってたのだが、


今日、どうしても塗り替えたくなって。




100均に刷毛を買いに行ったものの、


お絵描き用の細い筆しかなく。



凡人ならここであきらめるところですが。





決行。




一度やると決めたことはつらぬく男、それがぼく。





ついでに養生テープも100均にはなく。



改装した際にご指導いただいた友達に、


「ペンキ塗りは一に養生、二に養生！！」


と言われてたんですが。





決行。




結果、


細い筆のためテーブルは波打ち、


ペンキは壁にはみ出し、


はなはだ素人くさいテーブルの出来上がり～♪





すきな言葉。



『味がある。』





期待通り途中でペンキもなくなったし、



汚してはいけない服も汚したし。




しかしこの達成感はなにゆえか。





あしたまだ乾いてないかも知れんから、


気をつけて～！

いい夜

きのう、おとといの二日間で年末の大そうじをしました。



ベッドの下から棚の裏まで掃除機かけて雑巾かけて。




きれいな部屋でのんびり。



古本市場でCD買って、


高校生のときバンドで演奏しまくったTHE BOOMのセカンドを聞きながら。




あしたは12時に起きればいいし、


まだまだ夜は長いし、


読んでなかった美味しんぼも買ってきたし。




特別やらなあかんこともないし、



すずしいし。





でも、店は忙しかったから、お金もあるし。





いつもしあわせに生きてるけど、



絶えず時間とお金に焦ってるから、



こんなのん気な夜はひさしぶり。





お酒もまだあるし、お土産にもらったうなぎパイもあるし、



しあわせ！！




カカトの角質でもいっちょキレイにしましょうか、って感じ。





こんなのん気が続いたら続いたで、



「なんのために生きてるんやろ？」



ってなってしまうタチなので、


また来月は映画もあるしがんばるけど、



こんな夜もいいなあ。





しあわせついでに沖縄行きのチケット、取りました。



もちろん沖縄帰りのチケットも取っときました。




●10月21日（月）～10月23日（水）、

宝物を探しにいくため、連休させていただきます。





あ！あさっての火曜日は3週目ですが、



開けます。