ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

阪神Tフアンからの苦言

2007-05-02 16:10:16 | 野球
大阪の阪神Tのフアンが、甲子園球場での応援振りに苦言を呈する投書を読んだ。
「球場でのフアンの応援をもう少し控えめに出来ないか、ということである」

攻撃中のあの休みなく続く耳を聾するような大声援。投手の投球に遭わせたウオーの声。最終回の、あと一人、あと一球コール・・・・・。
これらは野球を愛して楽しむというより、むしろ応援すること自体を楽しんでいる様だ。
故村山実投手の葬儀に参列するほどの熱烈な阪神フアンの投書者の友人さえ「最近は、三塁側で観戦する方がいい」と言われるそうである。
お立ち台の選手たちは「タイガースファンは世界一です」と言ふが、本心はどうなんだろうか?
投書の主は、大好きな阪神Tのフアンであるが故の苦言の様だ。

たしかに最近のプロ野球の応援ぶりは、甲子園球場のみならずいささか度が過ぎたきらいはあると思う。
小生の地元の千葉ロッテM球場でも、スタンドで飛び上がり、踏み鳴らしながらの熱狂振りの応援振りは有名だ。
ドーム球場が多くなった昨今、TV中継でも耳を聾する応援が、アナウンサーや解説者の声さえ聞き取れない時もある。

応援そのものを悪く言ふ心算がない。好プレーには狂喜乱舞し、惜しみのない拍手を送ればよい。
ただ、のべつ幕無しの大音声の応援を控え、メリハリをつけた応援で野球そのものを楽しめたらと思うのだ。
相手の選手であっても好プレーには惜しみのない拍手や、スタンデイング・オベーションで迎えてあげるのも必要だ。

家族で野球そのものを楽しむ雰囲気が強い、MLBの応援風景を見習って欲しいものだ。
連休中は多くの子どもたちも球場に足を運ぶ、良い手本を見せるのも大人達に要求される。

コメント
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