ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

130円関東平野ぐるり旅

2007-05-05 15:22:36 | 独り言
JR運賃計算に次の様な特例があるらしい。
「大都市近郊区間内だけの利用で、実際の乗車経路にかかわらず最も安くなる経路で計算した運賃で乗車できる。」
経路は重複しない「一筆書き」にする必要がある。切符は当日限りの有効。新幹線は使えず、途中下車も出来ない。近郊区間は東京のほか新潟、大阪、福岡がある。

そんな特例を使い、午前6時すぎにJR有楽町駅を出て、新橋駅から東海道線で神奈川・茅ヶ崎に着く。相模線に乗換えて東京・八王子駅に行く。そして八高線で埼玉・高麗川で珍しくなったディーゼル車で高崎に向かう。車内検札があるが、130円の切符と経路図を見せると若い車掌さんも、判りましたと理解してくれた。
正午近くに高崎駅から両毛線に乗換える。この両毛線沿線には、国定、岩宿、足利と歴史的にも興味がある駅名があったが、一路、栃木・小山に向かう。ここから水戸線で茨城県だ。友部駅から常磐線に乗換えて我孫子、成田、成東、大網と千葉県内の各線で乗換えを繰返す。この頃は午後7時過ぎで日も暮れてしまう。京葉線の市川塩浜で武蔵野線に、わざわざ都心を迂回する形で西国分寺まで出る。そして中央線で新宿駅に出て、山手線で池袋周りで東京駅に着いた。
約16時間を掛けて一都六県650Kmの旅になった。130円の切符は時間が経ちすぎて自動改札は通らない。駅員に経路図を見せると、「あ、大回りですね」と笑って通してくれた。
こんなのんびりの旅の思い出を、朝日新聞be欄で読んだ。

東京駅からだと、西は兵庫・姫路駅、東は青森・八戸駅ぐらいまでの距離を130円の運賃で旅をした事になる。
駅員さんや車掌さんも、理解している様子からみると案外こんな旅に挑戦している方がいるのだろう。
物好きで好奇心の旺盛な小生なので、元気な内にこんな珍しい旅に挑戦してみるのも一興だと思った。

この大回りの旅の経路図を紹介してみる。

         


コメント (2)
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