ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「東山魁夷記念館」

2007-05-25 14:50:47 | 独り言
昨日は市川市にある「市川市東山魁夷記念館」を訪ねました。
1945年から1999年の約50年間を市川市に住まわれた、東山画伯を記念して2005年11月に開館。

「建物は、画伯の人間形成、東山芸術の方向性の両面に影響を与えた留学の地ドイツに想を得た八角形の塔のある西洋風の外観を持った・・・・・」とパンフレットにある様な素敵な建物でした。

一階展示場には、親交の深かった作家「井上靖」氏の作品のほとんどを装丁された作品が展示、同時に画伯の人生を追体験できるコーナでした。グラスに入った画伯の独特の数十種類の「青」の絵の具が飾られていて美しさに目を奪われました。
そして代表作のほとんどを、映像で紹介されるコーナー等もあります。

2階の展示室は、この時期は「京絡小景」として「夏に入る」を代表作とした、京都を題材のシリーズの展示でした。
京都の歳時記を描く作品の中で、藍色に近い独特の「青」色の美しさに感心。
雪の石庭や無縁仏に灯るろうそくの風景等、大徳寺の塔頭の数々の「絵」の素晴らしさに見とれてしまいました。

会館の一部が洒落た「カフェレストラン」になっており、「上野精養軒」が営業していました。
「カレーライス」「コヒー」が画伯の絵が描かれている食器で出されて美味しく頂きました。


会館入口の案内

        

建物の外観

       

洒落た「カフェレストラン」の外側。テラスでも飲食できる。

       


コメント
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