ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

落合監督の采配は非情か?

2007-11-02 15:41:40 | 野球
昨夜の日本一を決定した日本シリーズの第4戦は息づまる展開だった。そして中日Dは53年ぶりの日本一でした。
それにしてもリーグ戦が2位ながら、クライマックス・シリーズを勝ち上がり4勝1敗での優勝は素晴らしかった。
リーグ戦首位でないチームの日本シリーズ優勝は始めての快挙だそうだ。(パ・リーグのプレーオフ勝者が日本シリーズで優勝した例はあるが、昨年まではパ・リーグはプレーオフ勝者をリーグ戦優勝チームとしていた)
初戦に勝利して中4日で登板のダルビッシュ投手の好投も文句なしに素晴らしいものでした。
降板した時にはもう一球も投げられない程の疲労だった様である。
それにしても伏兵山井投手の8回までのパーフェクトだった投球も見事でした。
そして9回は岩瀬投手への完璧リレー。2人しての完全試合も例を見ないものでしたね。
しかし一部のマスコミには完全試合目前の山井投手の降板に異論が出ている。曰く野球の醍醐味を無視した小心者の野球だ。完全試合を果たさせてやるべきだった。落合監督の非情の采配は如何? 云々・・・・・・
小生はそれに対しては違う考え方をしている。ひとつは山井投手が自身が語っている様にもう限度一杯であった事。点差は僅かに一点だ、大事をとってリーグ戦で絶対の信頼をおいてきた岩瀬投手の登板は当然だと思う。
ふたつめはやはり抑えの岩瀬投手に胴上げ投手の感激を味合わせたいとの親心があったのではないかと思えるのだ。名古屋ドームでどうしても優勝を決めておきたいとの指揮官の当然の判断だと思う。

マスコミの落合監督に対する評価が不当に低いことを指摘した事がある。さらにオレ流を貫く落合嫌い、そんな感情が垣間見えてくる報道だと思う。中日Dにはもうひとつ、アジアシリーズが待っている。落合監督と中日Dナインの一層の頑張りを期待したい。

   交代を告げる落合監督(ヤフーから借用)

           
コメント (4)
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