ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

報道の過熱ぶり

2007-11-29 15:08:32 | ニュース 
香川県の祖母と孫2人の傷ましい事件が連日報道を賑わしている。
そして昨日からはさらに防衛省前次官夫妻の逮捕劇である。
TV,新聞、週刊誌がこれでもかこれでもかとの報道合戦を繰広げていた。
朝から昼のワイドショーはもちろん.夜のニュースショウもこれらの事件の報道の氾濫だ。

特に香川県の事件は発生当時から、その特異さから色んな推測報道がなされていた。
被害者の家族の気持を傷つけさえ兼ねないインタビューを強制するなどは目に余った。
本来ならば個人情報として秘匿されてしかるべきことがらなども、多くの国民に報道する姿勢は問題だ。

そして今日は。朝から行儀の善くない官僚高官の個人情報をも遠慮なく暴き出す報道がある。
その生い立ちや親兄弟の系譜なども報道されている。これなども行き過ぎだと思う。
しかしこの官僚高官にとどまらず、いわゆる「防衛族」と呼ばれる政治家などにも、膨大な防衛予算の一部が還元されていることも予想されるなど、政界を揺るがす事態もでてくると心配される。

さらに明日から報道が否応無しに過熱しそうな事態がある。
あの横綱「朝青龍」が日本に戻ってくる。
本当の話かと耳を疑ったが、明日のモンゴルからの直行便のビジネス席が早々に満席になっているそうだ。
原因は日本のTV局のクルーが機内の報道の為に予約したそうだ。
困った「朝青龍」は同時刻に成田に到着の韓国経由便で帰国するそうだ。
これは昨日のラジオで聞いた情報である。
こんなことにも日本の報道が過熱している有様が見られる。憂慮すべき事態だと思う。









コメント (2)
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