ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

パラリンピック終わる

2008-09-20 11:41:46 | スポーツ一般
昨夜のNHKTVの北京パラリンピック総集編を見て感じたことを書いてみたい。

12日間燃え続けた聖火が静かに消えた。あの華やかな演出に彩られたオリンピックに比すべくもないと思ったが、いくつもの感動と驚嘆すべきシーンの連続は決して、オリンピックに勝るとも劣らないと思ったのでした。
選手たちは身体的なハンディの他に多くの計りきれない困難を乗り越えてきている。その気力と努力には脱帽である。

特に車いすを駆使してのテニスの金メダリスト国枝選手の、ラケットと車いすを同時に操る力と技術には感嘆するしかなかった。車いすの陸上競技、バスケットにも同様の感想を持った。そして実に多彩な競技種目に挑んだ選手たちを支え続ける多くの家族や、支援者の努力にも頭が下がる思いです。
(日本テニス協会はメジャー大会の前に車いす選手のプレーを一般のギャラリーに披露するなどの支援も始めていることも知りました。)

その競技者のなかで、既に健常者と同じ土俵で練習を始めた方たちがいることも今回知りました。競泳や車いすテニス、陸上競技などである。残念ながらパラリンピック競技者は、オリンピック出場者に比して金銭的にも多くの負担を強いられていると聞く。そしてパラリンピックは厚労省、オリンピックは文科省の所管であるゆえに色んな障害も起きている。古いお役所の縦割り行政を廃して、是非パラリンピックに挑戦続ける方々にも支援の枠を拡げて欲しい。

4年後のロンドン五輪は、パラリンピックの発祥の地での開催である。今から次回を目指した強化策を実施して、意欲的に挑戦続ける方たちを、是非にも後押しして欲しいものである。

コメント (4)
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