ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

映画「おくりびと」

2008-09-28 11:27:02 | 映画
昨日はカミさんと映画を観ることに。小生は「おくりびと」を観たいと思いましたが、カミさんは同じ時間帯に上映の「最後の初恋」を観たいという。そこで別れて別スクリーンで観ることに。(何たるすれ違い夫婦

「おくりびと」はモントリオール映画祭のグランプリ優秀賞に輝いている作品で、「泣いて、笑って、深く心に残る」と製作陣が意図した、印象深い作品になっているものだと思いました。

ひょんなことから、納棺師という珍しい職業にたずさわることになった主人公。尊厳なる死と向合う家族の前で、より美しく最後のよそおいをして納棺してあげる。愛する妻や友人からも偏見を持って見られながら、毅然と納棺師という職業に向合う姿がやがて周囲に理解されていく。

さらに映画をいろどる音楽が素晴らしい。主人公が幼いときから弾きはじめた「チェロ」の演奏が画面を引き立てる。舞台となった山形庄内地方の、鳥海山の背景が素晴らしい。そしてお国訛りのセリフがあまり苦にならない。

主演の本木、山崎、広末、さらには脇役陣がそれぞれ好演していると思う。
映画の出来は 「A」 クラスだ。

映画のHPから。

         
コメント (6)
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