上原が松井に投げ勝った

米国のメジャーリーグが開幕している。あのＷＢＣ大会では準決勝で日本チームに敗れた米国チームだが、流石に迫力のある試合展開が見物である。米国の国技という野球だが、実に多くの外国人選手がこのメジャーリーグで活躍して支えていることを伺わせる。

今朝はＢ・オリーオルズとＮＹ・ヤンキースの対戦があり、今季からメジャーに参加した上原と、松井の対戦が見れた。結果は３打席とも凡打で打ち取った上原に軍配が上がった。そして上原も嬉しいメジャー初勝利である。

今季ＦＡ制度でメジャーに参入した上原選手だが、巨人軍に入団した当初からメジャー指向を公言していた。そして数年前からはポスティング制度適用による渡米を球団と交渉していたらしい。代理人を交えての交渉は球団側の了承を得られていなかったのである。そしてようやく今季、ＦＡ制度によるメジャー参入が成就したことになる。

正直小生は最近の彼の成績からはいささかメジャー挑戦は無理ではないのではと思っていた。しかしその心配を吹き飛ばすように、５イニング、８６球、失点１と好投して初勝利を手にした。敬愛する松井との対戦でも見事に投げ勝ったのである。

その他の試合ではＢＳ・レッドソックスとＴＢ・レイズの対戦もＴＶ放映があった。日本人選手では岩村選手が好調である。そして今季から３人目の日本人選手として加入の、斉藤選手がレッドソックスの中継ぎで好投した。明日は松坂投手の先発が発表されている。

イチロー、城島、川上、岡島、等々その他の多くの日本人メジャーリーガーたちが海を渡り活躍している。米国球界も目が離せない存在になっている。