ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「陽炎が辻3」が快調

2009-04-27 12:29:53 | TV DVD
NHK土曜ドラマ「陽炎が辻3」が快調な滑り出しで魅せてくれる。佐伯泰英著「居眠り磐音江戸草紙」の時代小説が原作である。このシリーズは、この4月に29冊目が発行されているベストセラーでもある。

ドラマもシリーズ3に入り、主演の山本耕史の爽やかな躍動ある演技が益々冴えてきている。多くのNHKの時代劇ドラマの時代考証を担当する大石学先生に、千葉市民文化大学の講義で、この俳優の持つ魅力を伺ったことがある。

2回目の今回は弟分である貧乏旗本の次男坊を中心とした恋の物語である。そこにお馴染みの長屋の人たちや、両替商の今津屋の面々、さらには南町奉行所の与力も絡む、実にテンポの速い展開でドラマを楽しませてくれる。

シリーズ1では、九州の大名の国家老の嫡男でありながら、藩内の騒動で親友2人を失い、失意の内に浪人し江戸に出奔して、江戸の多くの人たちの交誼を得るまでが書かれていた。シリーズ2ではかって国許で許婚だった女性との哀しい別れと、おこんさんという女性との交流、さらには幕府の要職にある人物と知己を得るまでが描かれている。

今後、12回の物語が続くが、実に楽しみなドラマである。毎週見逃せない。

NHKのドラマHPから借用の写真である。主人公山本耕史、長屋の面々、今津屋の人たち。

       

       

       


コメント (2)
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