ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

必殺仕事人・2009

2009-06-04 10:34:26 | TV DVD
最近始まったTVドラマはほとんど見ていない。この欄でも紹介したような「薔薇のない花屋」「CHANGE」「風のガーデーン」等のような骨太のドラマに行き当たらないからである。

そのなか比較的毎週見ているのが時代劇のドラマである。NHKの大河ドラマ、土曜時代劇はもちろん大好きな番組だ。そしてTV朝日の「必殺仕事人・2009」である。

この必殺モノのドラマの歴史は古い。うだつの上がらない南町奉行所の同心を演ずる藤田まことに絡む、仕事人たち(暗殺団)は多士多彩な脇役達が務めてきている。ドラマの名前が変わっても、世の中に巣食う悪人を断罪する仕事人たちに喝采を浴びせてきた。

そして今年、2009バージョンとしてこのドラマが復活してきた。主役は流石に藤田まことから東山紀之に代わっている。そして藤田まことが閑職に追いやられ脇役に、若い仕事人はジャニーズの松岡、田中、大倉が務めている。元締め役の和久井映見がはまり役でドラマを締めていると思う。多彩なゲスト陣が出ているのも毎回楽しみである。

今回のこのドラマが目指しているのは、現代の色んな出来事を時代劇に置換えて、一種の時代風刺と理不尽な権力、金権に苦しむ人たちの戦いを描いていることだろうと思う。そしてその恨みを晴らす仕事人たちにまた喝采を叫ぶのである。

実に色んな問題を取上げてきた。たとえばこんな話があった。姨捨状態にされた老人たちを救おうとする話、ホストバーまがいの悪徳営業、お受験戦争の話、長屋の地上げに絡む問題、さらには権力者の非行息子の行跡に悩む話、さらにはゴミ戦争の問題等々である。まさに現代の現象をそのままに取上げてドロドロした人間模様も見せていて面白い。

ドラマHPの提供する壁紙から

        







コメント (6)
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