ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

参院選に思う

2010-07-12 10:23:10 | ニュース 
 昨日の参議院通常選挙の結果、民主党を含む与党の過半数割れが確定した。いはゆる自民党の凋落を招いた、衆参ねじれ国会が実現することになる。

 選挙の結果に色んな論調があるが、政権交代を実現しながら、トップ2人の政治資金問題で多くの国民の失望を買ったこと。さらに先の衆議院総選挙に掲げたマニファストに拘束されて、現実的な政策実行に至らなかったこと。参議院における過半数を維持するために、連立を組んだ少数政党に振り回されたこと等々があると思う。

 これまでも機会があることに述べてきたが、衆議院で多数を擁する民主党は、数におぼれていささか強引な国会運営をしてきた。今後は、自民党時代に見られた衆参ねじれ国会時の運営の様に、政策によっては野党との充分な政策論争を繰り広げて、国民のための政策を実行して欲しいものだと思う。

 クリーンな民主党を標榜して実現した菅内閣は、いはゆる自民党的な悪しき勢力とは決別してきた筈である。これから起きるであろう、民主党内における暗闘が、内閣の足枷とならない事を祈りたい。

  
コメント (4)
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