ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ハンチョウとジョーカー

2010-07-30 11:09:15 | TV DVD
 小生が大好きなTVドラマで刑事モノの話である。「ハンチョウ~神南署安積班~」は月曜日TBS20時で放映である。一方、「ジョーカー~許されざる捜査官~」は火曜日フジTV21時放映である。

 元々刑事ドラマは「相棒」を初めとして、「臨場」や「捜査一課9係」などのテレビ朝日の得意としてきた分野だろうと思っていた。ところが最近はこの分野のドラマは、案外に安定した支持を受けているところから、他のTV局でも放映することになったようだ。

 ところで「ハンチョウ」は、佐々木蔵之介が係長を演じ、部下からはハンチョウと呼ばれ信頼されている人物が中心の物語である。今回でシリーズ3に入っているが、小生はシリーズ2の途中から見始めている。彼は刑事ながら、被害者や被害者の周辺にも、あるいは犯人側にも、実に細やかな心配りをする、人情味豊かな感性をもった刑事である。今週の施設から、ある家庭に養女に入った女の子をめぐるドラマは涙を流して見てしまった。

 一方の「ジョーカー」であるが、堺雅人がやはり係長を演じる刑事モノだ。犯人を追い詰めながら、決定的な決め手に欠き、逮捕できない。そんな容疑者を、密かに闇に葬るという破天荒な内容である。こちらの係長は部下から信頼されず、怒鳴り上げらたりもしながら薄ら笑いを浮かべる。タテ社会の警察では考えられない設定でもある。そして何より、江戸の時代ではあるまい、法で裁けないなら警察官が闇で始末する。原作は良く知らないが、こんなTVドラマを制作、放映する側の意図を疑ってしまう。

 ハンチョウは看板番組「水戸黄門」の枠内の放送に格上げされた様に、TBSの期待する番組のひとつになっている。片やジョーカーは、お笑い番組が上得意で、何でもありのフジらしい。次回からはもう見ないでおこうと思っている。
 
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