ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

龍馬がようやく始動

2010-07-19 09:34:46 | TV DVD
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の第三部が始まった。第一部の雄志編、第二部の攘夷編(勝手に小生が名付けた)に続いて、いよいよ龍馬が本来の目的を得て雄飛する段階にきたようである。

 第一部では土佐の田舎の生活に飽き足らず、江戸に出て千葉道場で修行する、ここで千葉重太郎、佐那の兄妹と知り合い。さらには勝燐太郎や松平春嶽と出会い。そして長州の桂小五郎とは黒船を一緒に見に行くという奇遇に出会い、日本の置かれた現状を目の辺りにすることで人間的にも成長していく様が描かれている。

 第二編は土佐での参与吉田東洋の暗殺から始まり、土佐攘夷勤王党の旗揚げに力を振るう武市半平太と200名を超す下士団の台頭、さらには朝廷をも動かす大きな動きになりながら、藩主山内容堂公の変身による、攘夷勤王党の瓦解と武市、岡田の死が大きく取り上げられた。さらに第一部から引き続いて岩崎弥太郎が貧窮の中で結婚し、商才の芽をようやくつかめることが描かれている。

 一方の龍馬たちは、師事した勝燐太郎の海軍修練所が廃止になり、訓練生は夫々の国に戻されることになる。脱藩している龍馬ほか数名は、薩摩藩の西郷吉之助に身柄を預かられる。

 そして昨夜の第三部、薩摩の西郷吉之助に連れられて薩摩に行く途中の長崎で、西欧諸国の商人たちの跋扈を見て、船を用いての商売を始めようとする。そこで偶然に高作晋作に出会い、長州は独立するために10000丁の銃の調達に長崎入りしていることを知る。

 やがて日本国をせんたくしそうろうと宣言した龍馬が、薩摩と長州を結び、さらに土佐を加えた連合で大政奉還の大事業に邁進する後半が開始されたのである。

 いよいよ龍馬が雄飛するドラマの先行きが楽しみとなってきた。


コメント (2)
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