東名を沼津ICで降り、沼津魚市場内の魚料理で、
昼食を済ませ、旧御用邸を観覧して、
いよいよ、一日目の目的地、修善寺に向かいました。
修善寺の地名は、この修善寺と言うお寺が先に有って、
地名が付けられたと言う、由緒あるお寺なのですが、
弘法大師(空海)が、建立したお寺なんですね。
この修善寺の下に、桂川が有って、その岸辺に、
「独鈷(とっこ)の湯」という、今は足湯の温泉が湧いていて、
観光スポットになっています。
この 「独鈷の湯」は、無色透明、無味無臭の単純温泉で、
前述の空海が、約1200年前の807年に、この地を訪れた際に、
冷たい桂川の水で、病床の父の背中を流している、
孝行息子の姿を見て、気の毒に思い、密教法具の一つである、
金銅製の「独鈷杵」(とっこしょ)を用い、川の岩を砕いて、
温泉を湧出させたという、言い伝えられています。
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「独鈷の湯」は「修善寺温泉」の一角に有りますが、
何となく、温泉街のムードは有るでしょう?
でも、開けた観光地とは、縁遠い風景ですね。
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修善寺へ来たら、一つ滝へ行ってみるのも、良いですね。
全長105mで、6段に折落の、修善寺の隠れた名勝「旭滝」です。
この滝は、真東を向いているので、朝日を受けた時が、
最も美しいといわれ、「旭滝」の名が付けられ、
尺八の名曲『滝落』も、この滝から作られたそうです。
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泊まりは、高原に有る「〇フォーレ修善寺」
スポーツ設備を、併設してあり、ゴルフ以外は無料でした。
夕食は、和食の懐石でしたが、特記する程の事はないです。
次は、箱根に向かいます。