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続々々 拝啓 安倍総理殿(最終章)

2015年11月29日 | 日々の出来事


長期政権狙いですか?



今回は第四章で、最終章にしたいので、纏めに入ります。

すこしながくなりますが、三回分の内容を要約しますと、


戦後の政治は、概ねアメリカ追従で、逆らった結末は、

改めて記述する必要はないでしょう。



日米不平等条約の改定を迫って、交渉団が粘り強くかつ

長期の交渉の結果、ほぼ、満足のいく成果を上げたのが、

最初で最後です。

取り分け戦後は、日本の政治家のDNAは、

イエスマンになれと刷り込まれました。



幾つか実例をあげましょう

一、アメリカの駐留軍の経費を、日本が応分の負担をしていますが、
  
  日本の経済が大きく伸びた時、日本の負担を増額するように言われ、

  思い遣り予算として計上しました。

  日米安保はどう考えても、弱い日本が強いアメリカに、

  守ってもらうというのが、

  常識的なぶんせきですが、常識的な見方でしょうに、、

  その強いアメリカに、弱い日本が思い遣りだと言って、

  お金を渡すのは、不自然ですね。




  まあ、日本の景気が良い時は、それも許容範囲として、

  バブルがはじける等、日本が長期不況であえいでいる時でも、

  思い遣り予算は計上し続けました。

  

二、イラクのフセインが、化学兵器所持の確かな証拠が有るとの、

  アメリカの調査機関の報告を信じ、アメリカが査察に入ること

  (実は戦闘状態ですね)を、日本は支持しました。
  
  しかし、化学兵器は見つからず、アメリカは後に誤報だと認めました。


  誤報をアメリカが信じたから、日本も追認し過ちを犯した訳です。

  あの時、フセインを悪者にして言い逃れず、

 「証拠を日本独自で精査すべきであった、日本の判断は結果として、

  誤った、反省し今後に生かしたい」

  程度のことを言ってくれたら、我々も信頼できるのですが、

  この調子で突っ走られると、既に成立した安保改定が、

  空恐ろしくなります。



三、景気浮揚策はあきらめましたが、消費税については、

  どうしても一言言っておかねばなりません。


  今日の話で、海外援助1兆3千億円と、公言していましたね。

  1兆3千億円は、記憶にある数字だと考えました。

  消費税10%にする時、低所得者向けの減税額公明党案です。

  貴方の自民党は、当初マイナンバーカードを提示して買い物し、

  その分を請求させて、4千億円を頂点に還付するというものでしたね。


  マイナンバーカードは評判が悪く、生鮮食品に限り、

  8%に据え置く案を公明党とのテーブルに上げたとか・・・

  勿論公明党は運と言いません。 当然です。

  自民党内では、8千億円位で・・・という意見もあるようですが、

  安倍総理、貴方は4千億で納めるように指示しました。


  海外援助は、どこでどうはじきだしたかしりませんが、

  気軽に1兆3千億円、国内の低所得者には、4千億円

  随分外面が良い方ですね。




  私は時代劇が好きでよく観ますが、農民が年貢米を払えないために、

  娘を女郎屋に売って不足分を払う情景には、心が痛みます。

  そして、そこには私腹を肥やして、農民を泣かせている、

  悪代官が必ず居ます。

  安倍総理、貴方は将軍様です。

  悪代官は一地域ですが、将軍様の悪政は全国に及びます。

  


  まだまだいろいろ書きたいですが、今回はこの位出筆を納めます。


                          敬具






  






続続 安倍総理殿

2015年11月26日 | 日々の出来事



日本の外交は伝統的に下手です


ずっと過去に溯っても仕方ないので、終戦処理から振り返ってみましょうか。

対韓国では、お金を渡して「全て解決」で合意したといっていましたが、

日本の新聞記者が、政府憎しだけで、日本国民の大きな損失になることに一考だにせず、

誤報を相手国に流すなどの、紆余曲折は有ったにせよ、従軍慰安婦問題が、

ぶり返されてることは事実です。

教訓 「相手国内の問題は全て解決済み」と言い張っていても解決にならず、

長引けば長引くほど、不利になることを知るべし



対中国では、国交正常化交渉の中で、当時の周恩来首相が「中国は戦争の賠償で、

長い間人民に苦しい生活を強いた。

中国は、日本軍に大変な苦痛と損害を受けたが、賠償を請求すれば、日本の国民が、

過っての中国人民のような、苦痛を強いることになり、気の毒だから賠償は請求しない」


これに対して日本は「寛大な処置に感謝します、それでは、日本として戦後の復興援助

を・・・」

そして今、中国は南京虐殺を持ち出して、中国人民を煽っています。

更には、私の得た情報らよれば、国交正常化の妥結を前に、日本側から周恩来首相に

尖閣諸島問題、はどうしますか」と聞いたのに対し、周恩来首相が、

「今この問題を出したら、纏まるものも纏まらなくなる」との話で、

棚上げしたと聞きました。


教訓 交渉事は交渉相手のみ意識せず、相手国を常に意識し、具体的な表現で

記録しておくことが肝要。


イラクのクエート侵攻の、日本の対応では、 世界の主要各国が、米国を支援して、

実力行使に参加した。またイラクのクウェート侵攻に、厳しい非難の声明を出したが

日本のあいまいな態度は、「わずかな金額と言い逃れ」と、米国からも批判されまし

た。

クエートが勝利した後クエート国王は、イラク軍と戦ってくれた主要各国の名をあげ

て、感謝の意を表明したが、その中に日本の名前は有りませんでした。

教訓 金を代前に、相手とよく話し合って、日本国民のために、文書で納得と感謝を

表明させるべし



上記戦後の国際問題、三件について私見述べましたが、総理はどんな感想を

持たれましたか?











続拝啓 安倍総理殿

2015年11月23日 | うんちく小ネタ

政治家のDNA


今回は、安倍総理自身について、記事にしたいと思いましたが、

政治家としての安倍晋三研究には、少なくとも貴方の父上

安倍晋太郎氏が、中曽根総理の後、宮沢喜一氏・竹下昇氏と共に、

総理大臣に立候補されたころに、遡って記述しておかなくては、

ならないと思い、急きょ挿し込むことにしました。


当時の自民党の主流は、宮沢喜一氏を次期総裁に押すことが、

暗黙の了解事項であり、マスコミもそんな方向で纏まっていました。

ところが、アメリカから横槍が入って、「宮沢降ろし」となり、

竹下昇氏が浮上してきました。

そのプロセスが面白いので、書いておきますね。


宮沢喜一氏は、英語が得意と言うより、アメリカ人と全くそん色ないので、

アメリカは、「内緒話も出来ない」

貴方の父上は、「まだ若いので時期以降でよいだろう」と降ろされた。

結極残ったのは、竹下昇氏となった・・・しかしこれにはもう一つ、

アメリカ側は、「アメリカより先に、しかもアメリカを蔑ろにして、

《日中国交正常化》交渉を成し遂げてしまった、にっくき○中角栄氏の派閥から

出て、経世会を作ったことへの、論功行賞の意味もあったとか。



結局、竹下氏は、1987/11/6~1980/6/3まで、総理となるが、

その次が宇野宗佑氏・海部俊樹氏と短命内閣が続きますが、

その間に、貴方の父上は1991/5/5にお亡くなりななられ太半年後、

1991/11/5宮沢内閣となります。

貴方の父上の無念さは、特別支持していたわけではない私でも、

よく解ります。

今の貴方の政策や理念を鑑みるに、このころのプロセスを、

よく存じて居られる上に、創成されていることでしょう。

次回、そのDNAについて、纏めたいと思っております。




今回の記事の内容は、様々な方面から得た情報に基づいてはいますが、

全て証拠資料や裏付けの取れたものではありません。
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拝啓 安倍総理殿

2015年11月20日 | うんちく小ネタ



安倍総理と○泉総理の共通の短所は


貴方の第一次内閣の前の内閣、そう○泉内閣の時、

アメリカは、「イラクが化学兵器を隠し持っている」と指摘し、

フセインはその存在を否定し、国連の査察要求を拒否したため、

アメリカを主体とした軍隊が、イラクに進攻しました。

その時日本の○泉総理はは、アメリカの要求に応じて、

進攻を支持しました。


さて、フセインを拘束しはしましたが、化学兵器は見つからず、

最終的にアメリカは、「CIAのご情報で、化学兵器は無かった」と、

公式発表しました。

「イラク侵攻を支持したのは間違いではないか」と、

記者団に指摘された○泉首相は、「化学兵器を持っていないのなら、

査察を受け入れればいいのに、受け入れなかったフセインが悪い」

として、平然としていました。


私は、フセインの独裁的蛮行の数々も知っていましたから、

彼を庇う気は毛頭ありませんが、常識的に考えて、

化学兵器査察の名のもとに、敵国に、自国の軍事機密を公開する馬鹿は、

世界中探しても、一人としていないと思います。

それを、自分がアメリカを支持した言い訳に使うのは卑怯です。

当然ながら、アメリカ一辺倒の支持しかしない(出来ない)

○泉総理の独善的な言い逃れに、国民はうんざりしたものです。


安倍総理、引き続き貴方の事に、触れたいと思いましたが、

長くなるので、ここまでをプロローグとします。
  

白鵬の全勝優勝だけではねえ

2015年11月17日 | うんちく小ネタ



>  《遠藤関取》君がなんとかしてよ


白鵬が嫌いというわけではないのですが、白鵬の全勝優勝を見たさに、

相撲番組を見るわけではないですよ。

二年前、幕内に上がってきた時、これで日本人の横綱が期待できると、

日本人の多くが目を潤ませたものですよ。


怪我もあって、期待通りの成績は上がっていないね。

と言うより、昨日17日の相撲を見て、期待は吹っ飛んだね。

悪い意味で体が綺麗すぎるし、筋肉は弛みっぱなしだよ。

昨日の負けた時は、がっかりする暇もなく、大怪我したんじゃないかと、

身を乗り出してしまったよ。


今は勝つことより、図体の大きい外国の力士に、上に載られて、

大怪我しないように、一から体を仕上げて行かないとね。

人気が有ることは良いことだけど、人気先行に胡坐をかいていると、

ゴルフの○○王子ではないけど、本職で芽が出なくなるからね。

○○王子は、兎に角未だに人気が有り、CMで毎年15億位、

稼げるからね。

だから、ハングリーには成れないし、ここ一番という時でも、

集中を欠いているんだろうね。

韓国の選手が、正反対に稼ぎまくっているのと、対比してみると良く判るね。

相撲が、モンゴルの天下なのは、物心ついた頃から、モンゴル相撲に

慣れ親しんで来て、基礎体力がついているからで、日本の力士には

気の毒ではあるが、だからと言って何時までも、横綱3人中3人が

モンゴル人で甘えていていいわけないよね。

《遠藤関取》君に期待するしかないのだよ 頼むよ