「オレオレ詐欺」が、目新しいニュースになって久しいですが、
最近では、「アポ電詐欺」がメディアを賑わせていますね。
それに「オレオレ詐欺「」は、金をだまし取るだけで、で
殺しまではなかったのに、「アポ電詐欺」では殺人がらみで、
予め情報を巧みに収集し、手口も巧妙になってきました。
ただ、その手法で変わらないのは、電話が介在していることです。

今私の県では、知事が一部のバスで、「詐欺師は様々な手口で、
私たちをだまこうとしています」と宣伝し、
詐欺の手口を紹介しています。
またテレビ局でも【私は騙されない】と銘打って、
新しい手口などを紹介し、啓蒙しています。
警察も同様で、新しい手口を紹介して、防戦一方です。
もし、過去の詐欺師の手口を、特に高齢者が賢く理解し、
騙されなくなったとしても、新しい手口を考案されたり、
高度なテクニックを使われたら、被害の回避はできません。
さて如何したら良いのでしょうか?
今の電話機には、留守電機能やナンバーディスプレイ機能が付いています。
月四百円の費用は掛かりますが、詐欺師と直接話すことは無くせるし、
親族や友人、その他必要機関など、登録した相手以外は、拒絶できるし、
相手と自分に必要があれば、相手がメッセージを、録音しておいてくれるので、
後で聞くことが出来るので、連絡が付かなくなる事は有りません。
私は二十年ほど前から、この機能を使っていますが、妻は暫く
「ちょっと寂しいわね」と呟いていましたが、今は正常な生活と、
思っているようです。
もう一つ大切なことは、詐欺にあった高齢者の子供や孫たちが、
この高齢者にあまり関心を持っていないということ。
これも重大な原因ですね。
私の息子は、オレオレ詐欺被害が、品番に起こっているとき、
わざわざ我が家に来て、私と妻を前にして、
「まあ金を持っていないから、詐欺にかかる心配はないけど、
俺はどんなことが有っても、電話や他人を介して、
お金を請求することは、絶対に無いからね」
オレオレからアポ電まで、これからの新手の詐欺まで、
留守電の活用と、家族のこみにゅケーションを、
もう一度見直して欲しいですね。
