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綴って行きたいと思っております。

二人の女性の死に思う

2017年07月10日 | 夫婦二人暮らし

相思相愛、梨園の妻としても、無事にこなして、

皆に祝福されて、順風満帆の日々を、送っていると

思いきや、何と肺を癌に侵され、体のやつれは、

否応なく日々確認させられ、口にこそしなかったが、

死の恐怖と戦いつつ、我が子の将来などが、

心残りで有ったろうに・・・

 

私がこんなことを言うのは、私も母をがんで亡くして、

私も辛かったが、母の苦痛や思いは、如何ばかりかと、

ことあるごとに思い出されるからです。

 

彼女は最後に「愛しています」と言って息を引き取ったと

言われていますが、さて、自分の最後はなんと言うかな。

多分「お前と結婚して、俺は幸せだったよ」

俺が死んだあと、五年か十年一人で、生きて行くわけ

だから、精一杯のお世辞を込めてね。

 

 

 

野際陽子さんが亡くなった話は、一寸古くニュース性は

乏しいですが、彼女が離婚会見で言われたことが、

妙に心に残っているのです。

「一緒にいるよりも、別れた方が良い関係でいられる

ような気がして・・・」

 

どんなに相思相愛で結婚しても、一時も離れたくないと

思って結婚しても、四六時中一緒にいれば、粗が見えたり

不満を抱いたり、恨んだりねたんだり・・・

若し、同居結婚と言うスタイルではなく、時々お茶したり、

食事をしたり、相談や世間話や、愛することや尊敬出来る

ことで、付き合えるなら、・・・

会う度に心のトキメキを覚えられて、いい関係が保てる

道理ですね。