今年は、無種子化と顆粒肥大化に挑戦してみました。
このシベラ錠は、シペレリン水溶剤を作る錠剤で、種無し葡萄にするには、
この水溶液に、開花した花房を浸漬するのですが、結構面倒くさいです。
葡萄の種類によって、無種子化と顆粒肥大促進の両方効果のあるものと、
顆粒肥大促進しか効果のない種類があります。
マスカットは後者で、ピオーネやシャインマスカットは前者です。
浸漬する時期は、開花から3日間とか、10日から15日の間とか・・・
この梅雨時に、雨に当ててはいけないが、湿気の多いときがいいとか、
天気のいい日は、日に当てぬよう朝晩がいいとか、
今回は、それらを全部言う通りに等できないので、効果は落ちることを覚悟で、
手抜きをしました。
顆粒肥大化には、生らし過ぎのまま放置してはなりません。
一本の弦には、二房までとか人総に対し葉は何枚以上とか、甘みにはその葉が葡萄の房に、
日陰を作らないようにとか・・・
もう一つ大事なことは、一つの房に。粒が付き過ぎないこと。
間引き方は、房元の方半分粒を捥ぎ、且つ残した部分で、粒が込み入っているもの、
小粒なものを間引き隙間を作る。
でも最初からこの通りは出来ません。
房の大きさは三分の二程度、粒同士がぶつからないように間引きましたが、
それは今の状態で、肥大化が成功したら。押し競まんじゅうさせることになると思います。
思い最後に膨張ネットを張り終了。
ネットのマス目は、一センチ角です。
防鳥効果はあると思いますが、葉に対して強敵な黄金虫が防げるか否か、それが問題だ!
このネットの中に、粒が混んでいる房と、粒が混んでいる房と、隙間を付けた房がありますが、
初年度として、肥大化を比較確認してみようとしています。