こんばんはー!!
明日チョッパヤに出るんですけど、夜zoomのミーティングがあるんだったー!ってわけで、今のウチにブログを書くのだー(笑)
あ、写真はウチのかぼちゃです(笑)
みなさんは音楽やってて、特に「誰かが作曲した曲」を演奏するって言う場合、どういうこと考えてますー??
ワタシが正解持ってますよーって話じゃなくて、ホントにどういうこと考えてるか?なに目指してるのか?どんなことやろうとしてるのか?どうなると良いのか???その辺をどう思ってるのか、単に知りたいという・・・
それを自分に問うとすると、
「なに表してるんだ?」
「どんな気分なんだ?」
「どんな状況で書いたんだ?」
などがめちゃくちゃ気になって、それが何となく共有できる気がする作曲家と、まったく分からん作曲家と、分かったつもりだったけど分かってなかったっていう作曲家と、、、曲にもよるけど、、、そういうのがホントいろいろです。
でも、そういうのが分かんないと、結局最後どう突き詰めたら良いのかが緩くて、わかんなくなっちゃう。
こうでも良いし、これもアリだし・・・
ってのが、「いい意味でどれもアリ」ってときは良いんですけど、、、例えばベートーベンの交響曲とか。いろんな解釈があっても、それぞれに説得力があって、それでちゃんとつじつまがあうなら、それもアリだ!って思えるってヤツ。
でも、「うーん、こうともとれる(解釈できる)けど、こうであってもまぁ良いかも・・」みたいな、もしかしたら作曲家自身が全然キッチリ考えてはいなかったのかもな~ってヤツは、結構「えー、、、じゃーどうすれば??どれでもアリじゃんかー!!!」ってなったりします(;^ω^)
どれでもアリなんだから、あんたの好きにしなされや!と言われそうですけど、
それじゃー嫌なんじゃー!!!
なんか、だってー!!突っ込まれたときに(だれも突っ込まないが)、軸がなくて弱いじゃんかぁー。。。
そういう、良ーくわからんけど、まあこんな感じでしょ?ってのは、もうやっつけ仕事ならそれで行きますけど、それをしっかり練習しよう!ってなったら、もうそういうの、何とかどういうことか知りたいんですよぉー。
だから、ひとまず伴奏譜は弾いてみます。
で、作曲家に何考えてますかー??・って聞きます(ワタシの脳内でw)。
なにか教えてくれる気がする時もあります。
関係ないけど、ショパンとかロシアの作曲家とかはなんか結構腑に落ちます。ベートーベンやシューベルトも通じてる!って気持ちになります(一方的にw)。
プッチーニとかビゼーとかは、ご本人のオーケストレーションのところが一番腑に落ちる。。。未完で亡くなってたりすると、友人とかが続き作ってくれたり、オーケストレーションしてくれたりしますけど、そうするとちょっと私にとっては難解になります。
エルガーとかは、どんな気分だったか、ちょっと分からないところがあります。
なんでこんなにパートによってアーティキュレーション変えてんだ??
それはちゃんと演奏効果を狙ってるのか、それとも適当に付けてるのか?
その辺が分からん・・・
分かる作曲家もいるんです。こりゃ演奏効果だ!って。
でもエルガーのはまだ私には分からんチン。なので、どう演奏してほしいのかって、ピアノで弾いてみたりしてエルガーに(一方的に脳内で)訊ねますけど、全然分かりません。
これはひょっとしたら、心情ではなくて、「出来上がったモノの良さ」ってことなのかなー。
心から何かが沸き上がって出来たというよりは、作ってみたら良いモノが出来ちゃったって言うパターン。。。
そうかもしれない。。。
モーツァルトとかは、もはや何考えてたかとかの問題じゃなく、ホントにスキがない。凄い!すげーよ、あんた!!ホントにすげー!!としか言えない!!
ヒンデミットも、めっちゃなるほどー!と思う。
あ、同じエルガーでもチェロ協奏曲みたいなのは、勝手に共感できる。
ああいうのじゃないと、分からない人なのか・・・ワタシよ。。。
なんでこんなこと書いてるかって言うと、今生徒にやらせようと思って、昔いい曲だな~って思ってたヤツを引っ張り出してみて、
んー、、、これ、そう言えば昔もどうなるのが良いのか分からなかったけど、今もまだわからんなぁ・・・
ってなってて。
それだけじゃなく、他の人がさらってる曲ってあるじゃん?それ聞いてて、どういう内容を考えて練習してんだろう?って思ったりする。内容じゃないよう(ダジャレw)、そうじゃなくて、本番にちゃんと演奏できることこそが大事なんじゃー!!ってことかもしれなくて、確かにそりゃそうだろうなーとも思う。
でも、それじゃあさ、
芸術を「消費」してるって思うんだよなー。。。
と言って、ワタシが芸術してるってことじゃない。いや、出来たいですけどね!
でも、なんていうのか、
そういう「内容」を考えるってことに、あんまり価値を見出されてないように思うんです。
速い
正確
キレイ
上手い
良い感じ
そりゃー、それは大事な要素だと思うから、それでいいんだけど、
本気
本音
溢れる感情
それをぐっとこらえるエネルギー
肚から出る音楽
心情を伝える
そういうのも、やっぱりおんなじくらい大事と思ってさー。そうだと、キレイじゃないかもしれない。エグイ音がするかもしれないし、下手したら汚いかもしれない、、、でもそれによって何かを伝えようとしてるなら、それもいいんじゃないか?!
なーんて、思っちゃうのね。
今、何百年も残ってる作曲家の曲って、やっぱり何かしらの伝えるエネルギーってのがこもってるから、何百回も何千回も繰り返されても色あせないってことだと思うのね。
でも、それをチョチョイのチョイといい雰囲気~ってだけでやってたら、彼らが何を言いたかったのかとか、そこから今の我らが何を感じ取ったかとかが薄ーくなる気がして。
そーは言っても、「上手く演奏できる」「正確に演奏できる」ってことが今は正義になってるからね。だし、そりゃちゃんと演奏できてから言えって言われれば、それまでよw
でも、同じウエイトだとも思う。
片方だけじゃーさ、、、、
そんなわけで、フジイはいつも「これは何を言いたいんだ?」「どうしてこんな風に書いたんだ?」「どんな気分だ???」ってばっかり考えてます(笑)
それじゃー、また明日ー!!