

今日か?今日か?と待っていましたが寒くて
なかなか 開花しませんでした
ある日 あたりを伺うように 震えるようにしながら
一輪開きました
見ている私の心も震える様な気がしました
全く手探りで始めた「ササユリ会」
十数年の歳月に すでに他界された方もあって
そのうえ私までがこんな体になってしまって・・・・
開花までに七年かかるものなら
五年で咲かせ様と
種子を冷蔵庫に入れたりして
今思えば 花の気持ちも考えずして
大変に失礼だったと 思っています
咲くには咲いても決して丈夫な花ではなかったと思います
そしてようやく花の気持ちがわかるようになって・・・?
花と 会話も出来るようになってきました・・・・?
そう成ると不思議なもので
色々と手をかけていたころよりも
境内にも山林にも
自然に丈夫な綺麗な花がさくようになって来ました
自然界って下手に手を加えるよりも
見守ってそっと話しかける事の方がたいせつなのかも・・・・?
これが自然を守るって事なのでしょう