

あさぎまだらの飛来が九月十五日に
小さいのが一羽来ましたが
なかなかその後は現れませんでした
九月二十一日の午後
にわかに沢山集まってきました
その後この雨模様の空で
さすがに昆虫の独特の勘?
とでもいいますか・・・

これは七十有余年前
台湾の高尾から特攻隊員として
若い命を散らした
伯父が最期に家族あて送った手紙の中にありました
嫁いだころに一度見せていただきましたが
その頃はあさぎまだらがそれほど有名ではなくて
その存在すら知りませんでした
今年?十年ぶりに 御蔵の整理をしていて
再び私達の目の前に現れました
「大勢の兄弟の中でも
一番器量も良くてあたまもよくて体格もよくて・・」と
何時も義母は若くして亡くなった弟の事を話してくれていました
残された者が何時まで経っても忘れられない
深い悲しみ このような戦争やテロがどうしてなくならないのでしょうか・
折から秋の彼岸 早く逝った人も
遅く逝った人も皆揃って語り合っていると信じたいです