山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

さわさわ

2018-05-16 17:36:32 | 日記
五月 山々は日を追うごとに力強く緑を濃くして芽ふきの勢いがあふれるような季節になりました







今年の二月頃はことのほか寒さが厳しくて
池の周りには氷が張ってその中から小さく緑の葉が震えるよう顔を出していました
又裏庭の隅には雪が凍てついてそこからやはり小さな葉が顔を出していました
それでも「黄菖蒲」や「くりんそう」は
寒い間にしっかりと力を蓄えて美しい花を咲かせています
夕方になればコロコロと蛙の声も和みます




深山深く咲きますのでもうすっかり諦めていました「ぎんりょうそう」 です
意外と身近にありましたので又見ることが出来ました 思わぬ出会いに感動しています





わび寂で茶花として大好きで手入れをして大切に育てた「みやこわすれ」と
勝手に生えてきました「ちごゆり」です
どちらも可愛い花で自然の中で息づく草花の逞しさを改めて感じます



「ひめしゃが」も咲き始めました
もうすぐ梅雨の季節となりますが穏やかな日々が続きますことを願いつつ
紫と緑の細い葉の織成す美しさに心を惹かれて眺めています




「ようらく」です
若くして亡くなった皇女のが亡くなる時「都が一望できる所に埋めてほしい」と遺言されました
遺言どうりに都が見渡せるところに埋葬しましたら
そこに皇女の帽子に似た花が咲いたそうです
遙洛となずけたそうです
物語を聞けば 綺麗なのに寂しくなるような花です







コメント (4)
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