山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

夏は きぬ

2018-05-23 18:16:23 | 日記
早朝 夕暮れ時ホトトギスの声を聞いてエッ!



むせるような良い香りに振り向けば「たにうつぎ」が咲いています
私は今年未だウグイスの声も聞いてません
それでもホトトギスと空木の花を見れば夏がきたと認めざるをえません



「ライラック」別名リラも香りいっぱいに咲いています
芳香剤としまして使われるリラの香りは空木の香りとは又違って甘さと優しさを感じます
恋の歌などに歌われますのはそのせいでしょう



暑苦しい夏に濃いオレンジ色に咲きます「にっこうきすげ」 です
お日様に向かって咲く姿にはやっぱり夏はきぬと思わせられます



池のはたで暑さの中で吹き抜ける心地よい風を感じさせられる様に
大きな花びらを揺らして咲いています「クレマチス]です


さわさわと大きな独特な葉を広げて地味な花を咲かせています
花よりは葉を楽しみます「やぶれかさ」 です
その名のとうりの植物ですが暑い季節には何とも言えない風情が有ります
芽が出たばかりの時には山菜として食べられるそうです
つまりたたまれたかさの状態です


根の部分が甘くて滋養強壮の花「あまな」
木陰で楚々と咲いていて食べる気にはなりませんが
蒸し暑くなってきますとこんな花が殊に爽やかさが有ってほっとします




木漏れ日の中草木は明るい表情を見せてくれます
やがてやってくる酷暑に耐える力を蓄えているのでしょう
「二人しずか」と「いちげそう」です
いまの季節この純白の花は心がなごみます
今年の春はすべての花が早く咲き慌ただしい春でした
穏やかな優しい過ごしやすい季節はもう終わって 今年の夏もきびしい事でしょう
皆さ水分をこまめにとって暑さに向かって頑張りましょう
コメント (2)
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