山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

涼風吹いて秋隣(となり)

2020-09-10 16:17:19 | 日記

 

九月三日の久しぶりの雨で俄かに秋になりました

 

 

翌日は空気が澄んで家の前の南アルプスのふもとの景色が

余り美しくて写真に収めました

ふと若いころにの覚えましたカールブッセの

山の彼方の空遠く幸い住むと人の言う、、、、、との詩を思い出しました

私はなぜかそこに幸せの理想郷が有る様に思いました

こんなときだからあってほしいとも思いました

初秋の夕暮れ時でした

 

春にリンゴ園で綺麗な花の中で作業をしている方が皆マスクをしていました

こんなところでマスク?、、、ふと思いましたが

リンゴはコロナと言う騒憂の中で何ら迷いもなく生長し豊潤な実をつけたのです

実のなる頃はきっとこの病も終わってるいると思っていたのに、、、、

 

数年前に盆栽の鉢について我が家に来ました

「コスモス」 です

その当て字のごとくピンクの花で秋桜です

メキシコが原産で風に揺れる繊細な花姿は秋を代表するはなです

花ことばも乙女の真心だそうです

ギリシャ語では美しい、秩序、調和だそうです

誰にも好かれる端正な花形です

 

マツムシソウにツマグロ豹紋蝶です

朝夕の涼しさから昆虫達ももう長くはないでしょう

それこそ何の迷いも無く一心にみつをすっています

もうすぐに世代交代の季節になるのでしょう

つややかな花姿が色あざやな模様を染める

着物の友禅に似ていることから「ゆうぜんぎく」 です

草木に降り注ぐ優しい雨が厳しい残暑の疲れをいやしているようです

小花が群れて咲く姿からあたかも大きな花が咲いているように見せて

昆虫を誘っているのでしょう

植物達にとって秋の草花のき残りの知恵とでも言うのでしょうか

少しずつつではありますが虫の奏でる音色も変化して澄んだ音が耳に入ってきます

因みに花ことばは恋の思い出だそうです

 

コロナ禍はながい戦いになりました

戦いと言うよりもむしろ共存と言うべきかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする