山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

山粧う

2022-10-16 10:23:06 | 旅行

先日他界しました友を偲ぶ会をいたしました

 

 

場所はいつも三人でいっていた所です

彼女の生前の略歴を見ながら「とても及ばばい」「少しも自慢しなかったね」と

改めて友の素晴らしさを思っていました そして

昔から「憎まれっ子世にはばかる」 て

私達の事?笑ってしまいます

お店の前の「むくげ」が爽やかに咲いていました

「むくげ」は無窮花と漢字で書いて韓国の国花ということです

とにかく丈夫ですぐに種がこぼれてあちこちの増えるのです

さすがに韓国ですね、日本のさくらとは正反対です

美味しく食事を頂いて遠周りしてススキが秋風になびく道を帰宅しました

生きていればこその楽しみです

 

本堂の前でこぼれだねで増えました「せんぶり」 です

今この時期に採集するのが薬ととしていちばん効果が有るようですが

我が家では必ず実って種がこぼれてから参集して陰干しにします

苦みが強くて健胃剤として有名です

ドクダミ、ゲンノショウコとともに我が国固有の三大民間薬の一つです

清楚で気品ある小花が沢山咲いていて苦みゆえに病原菌も近付けないそうです

 

「さざんか」の季節になりました

今花の少ないこの時期にサザンカの華やかさは嬉しいです

ツバキ科で花が椿より小さめで散る姿が1枚1枚花弁を散らせます

花ことばも「ひたむき」「困難に打ち勝つ」と素敵です

 

赤松に絡みついて紅葉し始めました「いわがらみ」です

山が春とは違った色の移ろいの季節です

高い所か順に低い山に紅葉が移ってきます

山粧う時期が到来です

 

暑かった夏がうその様に爽やかな風が吹いて

木々が秋色に染まってきました

庭先の「満天星」も紅葉です

春の花の緑とはまた違っった美しさです

樹木が最も美しい姿の時かもしれません

この美しさもほんのひと時で時がたてばだんだんrと枯れ葉をまとって

いつも間にかそれも落ちて枯れ木のように見えるようになるのでしょう

 

三年前に近所のお年寄りが他界されました時

お見送りに行った家の庭にこの「クジャクアスター」が

別れを惜しむように風に揺れておりました

余りの美しさに一株所望しました

故人の四十九日法要のおりに家族が届けてくれました

二年かけてようやく投稿できるようになりました

この花の色が大好きで

今咲くリンドウこれからのノコンギク等同じような色が多いですね

きっと昆虫もこの色が好きなのでしょう、、、、?と勝手に想像します

花言葉も素敵でいつもご機嫌、いつも愉快、友情、可憐、一目ぼれ、、、など沢山です

思い出多い花です

 

家の前の山林に自生しました「やましろぎく」 です

白い小花を密に咲かせて豹門蝶等が群れてきます

にぎやかだった日常からふと我にかえれば

庭の雑草も静かになって大地に戻ろうとしています

秋は又涼しさとともに寂しさもつれてきます

我が地区は何事も無くて秋を迎えることが出来ました

日々暖かくて【十月半ばのころ九月】、、、、、、この言葉は義母が良く言ったのです

大正生まれの義母の頃も十月半ばはあたたかかったのでしょう、、、と

ふと思い出にふけるのはやはり秋というきせつのせい、、、、、?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする