山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

可憐で楚々とした山野草

2024-04-12 17:46:24 | 日記

山野に自生する山野草、洋花の様なはなやかさこそ有りませんが、、、

 

 

 

以前に山野草に興味のない方が草と思って抜いてしまいました

あれから三年庫裏で接客していますと

つつじの株の中でまるでほほ笑むように咲いていました 「雪割りそう」 です

嬉しかったです「またあえたね」とカメラを向けながら話しかけました

逞しいですね根が残っていたのでしょう

今の季節に咲く山野草は皆春の妖精です

花ことばも「自信」「忍耐」だそうです

寒さに耐え一生けん命に花を咲かせることからでしょう

 

 

 

私の大好きな山野草「たったそう」 です

赤い新芽の群れ立つ中にこの濃い紫の可憐な花が

咲く季節を迎えました

実はロシア(シベリア)が原産なんだそうです

日ロ戦争の折に軍艦たったまるの乗組員の一人が日本に持ち帰ったそうです

幾星霜の果て我が家に二株有ります

この花に軍艦の名前?花の歴史を思えば不思議ですね

花ことばも「私の命を捧げます」とちょっと過激です

 

 

薄いピンクが可憐な「いわうちわ」です この花もまた春の妖精です

この花が咲きますとモミジの枝も赤く見えて小鳥の声も賑やかです

動植物が生命の喜びに輝く姿は今も昔も変わらない春の情景ですね

花ことばはそのまま「春の使者」だそうです

 

やわらかな風が心地よく吹き春の鼓動が聞こえてくるようです

「かたくり」の花です

午後になりますともう少し花弁が開いてまりのようになります

そうなる前の此のうつむいたすがた却って一途に見えて可愛いのです

花ことばは「初恋」「寂しさに耐える」と花そのままです

山野草のその素朴で可憐な姿は春の山野に欠かせませんね

 

 

 

我が家はやっと「水仙」です

水仙が咲き始めますと先ずその香りで癒されます

凛とした気品が有り季節毎の自然の厳しさに鍛えられて今咲く

姿からは逞しさと余裕さえ感じます」

   水仙の一輪という美学かな   鈴木隆夫

別名 「雪中花」ともいうそうです

 

このところの暖かさで南アルプスの雪景色がすっかり変わってきました

あちこちで桜の開花のニュースです

我が家も午前と午後では景色が変わってきます

この季節は誠に悩ましいです

慣れ親しんだ我が家を離れた方々にとってはその寂しさと

又新しく出あう喜びに代えて

初対面の人とうまく親しくなったのでしょうか?と

娘が初めて大学生になった頃を重ね合わせております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする