去る十七日「節分草」を見に行きました
何度も御店に問い合わせてやっと出合えたのです
可憐で細ずやか花姿はまるでそこに可愛い妖精がふっと舞い降りて
優しい春風と戯れているようでした
店長さんのお話でカタクリが二米ほど上のよそに庭で咲くとか
山しゃくの花は可憐でも種は派手派手しい、、、?
などなど私がいつも感じていることそのものです
つい私は「実は山奥の1ケ寺にすんでいて、、、、」と話しました
彼女は大変に驚いて「私は毎年御寺にリュウノウキクをみにいっています」
とのことです そして「花が終わったら一株もっていきます」だって
え~~!「こんな貴重なものはと遠慮する私に」すかさず
彼女は「私は独身で此の花をどこかに、、、?」とずっと探していました
「良いところが見つかった!」とのことです
私は「この身体では、、、、」と思ったのです
美味しくお食事を頂きながら大変な約束をしてしまったと
ふと目の前に飾られている花「あれはもしかしてわびすけ?]
そうなのです
ここで又大すきな花がさりげなく飾られていました
御勘定の折に又「わびすけ」が一輪ざしに飾られておりました
「しらねあおいの花をしってる?」と言って
「今度は四月頃にお花が咲いたら御案内しますね」と
色々のお礼を兼ねて約束しました
何もかも素敵で楽しく御店をでますと
小雨が降ったのでしょう
庭も土もしっとりと濡れて春の風情が増しておりました
道中友にお世話になってなんとか昨年からの楽しみを実現です
友は「御主人様をおくって十年になるなんとか家を守り抜いた!」とのこと
その時細身の友がどっしりと見えました
「そうだ!必ず頂く節分草は私まもる!」と心に深く刻んだのです
yuu 様も御一緒に白根葵を楽しみましょう