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『裏表見せて 散りゆく もみじかな』 良寛禅師様のお歌
大きく弧を描くよう散りゆくもみじ
またまっすぐに地上降り立つもみじと
いろいろですが
何を見て何を感じるか
そしてどう生きるかは
人それぞれだと思います
若くて元気な時は良いのですが・・
散ってゆく頃になりますと
良いところばかりではなくて
失敗も多くなってくるということでしょうか?
そうはなりたくないとおもってはいるのですが
確実に時は流れて変わらざるを得ない現実がここにあります
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車がの往来が 激しい道路沿いに咲く
一本の「ふゆざくら」
こんな季節になりますと思わず車を止めて
見入ってしまいます
優しいピンクの花が
まばらに咲いていて
沢山の花の咲くのとは
違って心安らぐものがあります
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冬枯れの参道の入り口付近に咲く「さざんか」
ところどころにお観音さま祀られていて
お参りされる方をほっとさせてくれます
山にも野にも
だんだん咲く花が寂しいこの時期に
サザンカの華やかさは
嬉しいです
一寸した風にはらはらと花弁をこぼすのは
もう晩秋というよりは
初冬の感があります
お観音様のお頭が
雪に覆われるのももうすぐですよ
とお観音さまが言われているようにも思われます
我家の一重の山茶花はハラハラと散り去るところです
車に乗れるようになったのですね嬉しい限りです
今日は大根の千枚漬けをつくりました。