柔らかな木漏れ日の光の中、
寄りそうように、白玉を連ねて咲いている「二人静」。
四枚の大きめの葉っぱの上に咲く真っ白な花は
二つとは限らず、多いものは五つ位ついています。
この葉っぱと花の付き具合、
その名前の可愛らしさから、人気のある山野草です。
野に咲く花の、素朴な美しさとともに、
一寸触れば、 はらはらとこぼれおちる白玉に、
はかなさ、寂しさ、はなのもろさを思います。
雑草の生い茂る中に、毎年二本ずつ咲く 「キエビネ」。
繊細な花姿ではありますが、優雅に、しなやかに、そしてたくましく、さいています。
掘って、家の庭で育てようと思ったこともありました。
でも、この雑草のなかで、頑張っているこの花に毎年
出会えるのも又、私の楽しみの一つです。
一生懸命に生きる姿を、学ばせてもらっています。
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