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「かくれん」の花と葉です
「もういいかい?」ってきたら 「もういいよ」って云ったから
そっと覗いてみました
こんなに可愛い花が葉の影でにっこり笑っていました
初めて見る花です
姥ユリが欲しいからと言われて五株程分けてあげました
思いもかけずこんな素晴らしいお礼を頂いてしまって
一寸不公平じゃない? といわれそうですが
さに有らず花愛好家は
そのような事を天秤にかけないのです
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水辺にさわやかに「水芭蕉」 です
季節はどんどん移ろって
はや夏 です
鶯の声も聞こえなくなって
家の前に生まれたての小鳥が二羽
セキレイようです
お母さんは早朝から忙そうに
子供たちの餌を探して飛んでいます
どうぞ無事に育ってくれますように・・・
山の奥の細道は危険がいっぱいなんだから
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木陰でうつむいてそっと咲く「いわかがみ」 です
濃いピンクで葉はつやつやとして美しいです
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「羅生門かずら」 です
その昔 京の羅生門に出没したといわれます
鬼女の切り取られた腕に似ていますそうで
こんな名前がつけられました
でもこれが咲く山道は
緑がまぶしくて
薄紫のこの」はなはちょっと群生して癒されます
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上の花とは対照的に雅な名前の 「十二一重」です
濃い紫が宮中にいらっしゃる女官の袴のようで高貴な感じの花ではあります
そしておなじみの「さくらそう」
お互いの自分の領地を分け合って
お互いに対照的な色合いに引き立てあっているようです
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園芸種の「シャクナゲ」と自生種の「シャクナゲ」 です
それぞれにお好みがありますでしょう・・・・・