(「サケホール益や」入口 日本酒棚 ) 2018/4/1
■2018/4/1(日) 晴
春(Spring)の陽気に誘われた。 一言で言ってしまうとただそれだけのことだが、
スプリングとは、元々バネのこと。そんなスプリングを感じた四月朔日は
新年度最初の日曜日でありエープリルフールでもあった。
サンデー エープリルフール そうだ京都へ行こう!
日本酒呑んでバカになるのもいいか・・・
かなり弾力性の強い心のバネは、
自身を京都へと駆り立てた。
それにしても新年度を迎えた今どきの京都は、半端ない人の種類と数に圧倒される。
ターバンを巻いた観光客もいればピンクに髪を染めた背の高い西洋人
その横からは、人波を越えアジアンな言葉が飛び交って
国内観光客に買い物客、学生、着物姿の女性たち
華やかさと賑やかさが際立っている春の京都。
(東本願寺)
そんな京都を京都駅から桜並木に誘われて七条~六条~五条
そして気づけば四条烏丸 いつのまにか通りを北に向かって歩いていた。
蛸薬師を歩けば 私を強く誘引する杉玉に細い誘い小路
その先には、店オリジナルの菰樽が飾られている。
「サケホール益や」
この店が、開店したのが昨年「文化の日」の11月3日
その第一号の客が私なら エープリルフールの日の最初の客も私
「千春ちゃん 久しぶり」と声をかけ、通され座ったのはカウンターの角
カウンターの中に千の春あれば 中庭にも春の日差し
最初の酒は、福岡 三井の寿の四つ葉のクローバーにした。
「丁度1年前の3月 福岡・大刀洗のここ三井の寿の蔵に寄ったんだ。
キラキラ光る小川、土手にはたくさんの菜の花が咲いてたな」
と言えば「へぇ~ すご~い そんな処まで行かれてるんですか」なんて驚かれた。
本心は、おいしい日本酒あれば国内どんなところにも行ってみたい。
ただ、現実はそう簡単ではないけど・・・
次は、福井の一本義「伝心」春にした。
試飲販売で、蔵の森田さんと話して好きになった酒
かつて福井の大好きな酒として、「花垣」と「一本義」を挙げたことがある。
「伝心」はその一本義のスペシャルな酒だ。
以心伝心 美味いに嘘偽りなし エープリルフールにこの気持ち伝わるかな~
わずか30分も経たない間に店はほぼ満席状態 になった。
日本の季節を感じるのに日本酒ほどうってつけな酒はないよな・・・
そんなこと思いながら 結局その日は嘘をつくことも忘れてた一日となった。
日本酒に乾杯!!
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(寅)