
( 紫陽花 「そふ珈琲」)
■2015/6/12(土)の手記
その日、JR小倉駅裏のコンフォートホテルに宿をとっていた私。
小倉魚町で飲み食べしながら時間を過ごした後、一旦ホテルに戻り
ポケットから取り出した新幹線の乗り放題チケットを机に置いて
暫く眺めていた。 気分で行動するタイプの私。
折角の乗り放題チケットだし・・・
今から博多まで足を伸ばして珈琲を飲みに行ってみようか という気になってきた。
(ご存じの通り、日本酒の次に私の好きな飲み物が珈琲)
珈琲を飲みに行く為だけに新幹線を使う いいじゃないか
新幹線なら小倉~博多はわずか15分 大阪の地下鉄で言えば 天王寺~梅田の時間だし
往復3600円が要らないなら使わない手はない。
小倉駅のホームに19:20 まもなく入って来た19:24のぞみ41に乗車。
向かったのは、福岡・別府橋の「そふ珈琲」 店に着いたのは、丁度1時間後の午後8時25分だった。
(別府橋から団地に向かう夜道 暖かい灯りが目印「そふ珈琲」)
カウンターでは、マスターと奥さん そして薄いブルーの紫陽花が迎えてくれた。
「先月は菖蒲、今月は紫陽花」季節の花がいつもこの店を上品に演出している。
時間が時間だけに お目当てのシュークリームは完売、コーヒーゼリーを頂いた。
知らなかったが、ここの水出しアイスコーヒーゼリーは店の人気メニューなのだそうだ。
(スプーンを入れるワクワク感がたまらない)
「お酒飲んだ後に合うんですよ」とマスターのひと言が添えられた。
「確かにこれは飲んだ後に合いますね」
コーヒーシロップはラム酒を使った自家製 口に含んだ瞬間嬉しくなった。
澄んだコーヒーの味わいにラムの香り、アイスクリームが織りなすハーモニー
スプーンを入れる度、まるで黒いダイヤモンドを頂いているような気分だった。
つづく
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(寅)
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