( 李白・本みりん掛けバニラアイス 松江市「佐香や」)
■2016/11/30(水)
2016年の霜月11月も残りわずかとなった。なんだか早かった。
11月最終日 今日11月30日は、何の日かご存じだろうか?
1130 「いいみ輪(りん)」から『本味醂の日』なのだ。
今朝のラジオ、鈴木杏樹のコメントでそれを知った。
ただ、本味醂といってもピンと来られない人も多い
先日こんなことがあった。
近くの酒販店(エポック)で、私が料理酒を買おうとしてたら
左隣にご夫婦が来られて、目の前に並ぶ「みりん」類をご覧になっていた。
私の左隣にいた奥さんが旦那さんに
「ねぇ、みりんって色々あるけどどう違うのかしら?」
奥さん左隣の旦那さんに尋ねたのに こんな質問にすぐに
反応してしまう私。
「そのまま飲んでもおいしいのが、熟成とか本仕込と表記してある本味醂なんですよ。
アルコール度数も14~15度と高く、実は江戸時代では高級酒だったんです。
その後昭和になって税金が下がって家庭にも普及するようになって・・。
それから美味しくないけど何とか飲めるのが タカラとかマンジョ―が
出してるペットボトルの本みりん。
全く飲めないシロモノが味醂風調味料 大きく分けてこの3種類あるんです。
お酒で例えるなら ①本醸造酒 ②普通酒 ③合成酒になります。
もし料理の味を大事にされるのなら 二番目までがおすすめです。」
と口をついて出てしまった、私のいつもの悪い癖だ。
「そうなんですね。じゃ これにするわ」と
棚に並んでいる中で一番グレードの高い愛知県の「甘強本味醂」を購入された。
まぁ 良かった。わかってもらえて。
ちなみに我が家で使っている味醂は、大阪・難波 高島屋で購入している
李白酒造(松江市)の本味醂 3年熟成タイプ
本醸造の本味醂は何が良いの?って聞かれたら
① 品のよい甘みとまろやかな味わいになる
② 料理にてりが出る
③ アミノ酸を多く含む まさにアミノ飲料
④ 煮崩れしにくい
⑤ 臭みをとる
あたりになるかな・・・
昔、一度だけみりん風調味料(合成)を買ったことがあったが、うちの奥さんが
「せっかくの料理がこの味醂のせいで台無しになった」とカンカン
すぐに流しに流された苦い思い出がある。
全国でも有名なおでん店や割烹・小料理の店では
「本味醂なしではうちの味が出ないので商売できない」と聞くことも多い。
一番有名、よく聞くのは、岐阜県白扇酒造の「福来純」だろう。
SAKETIMESというネット配信ニュースでは、
「李白」本味醂は、その福来純の次にオススメとなっていた。
( 松江市・「佐香や」メニュー )
松江に行った今年の夏 最後の〆は、李白・本味醂かけのアイスクリームだった。
今年も夏場、夜ブログを書くとき 李白の味醂に中くらいの氷を1つ入れ
少し溶けたらひと口 また溶けたらひと口しながら書いていた。
こんなシロップみたいな飲み物、ついつい飲みすぎてしまう。
料理の味と質をワンランク上げる、まだお使いでない方は
3年熟成本味醂をおすすめしたい。料理だけでなく
キッチンドリンカーの友にもなれる甘いやつ
日本にしかない魔法の酒類調味料
こんないいもの使わない手は
ないと思うけど
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
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