( 高知のおすすめ酒「赤野」 土佐料理「いだき」大和八木 )
■2014/6/28(土)ー③
宮崎地鶏「とり壱」を出て、I君と廻った3軒目
「鶏の次は、魚でしょ」
宮崎の地鶏を食べた後は土佐・高知の酒と魚、味覚を求めて裏路地へ
土佐の酒と一品が頂ける大和八木の隠れ家的な店が「いだき」
ここは、若いご主人がやられてる店
あらかじめ知ってなければ
まず絶対に見つけられない裏路地を入ったところに店がある。
電話を入れると「本日は、予約も入っていますので
もし空いていればお入りいただけますけど」との返事
「とり壱」から歩くこと3分ほど、入口には、四国の個性的な銘酒「亀泉」のこも樽
午後7時すぎ、行けば運よく二席カウンターが空いていて通された。
既に食事とお酒を楽しんでいるお客さんは、皆女性客。
私たちの直後、午後7時15分を回ったころから
次々と 「予約してないんですけどいけますか?」と
お客さんが訪ねてくる、その数の多いこと。
どうやら我たちは、滑り込みセーフだったようだ。
その後お断りしていた数は、ざっと15人ほどはいただろうか。
驚くのは、そのほとんどが、30歳代の女性同士ということ。
席に座るなり「お飲物は?」と聞かれ、「日本酒。じゃあ、文佳人で」と注文すれば
「ごめんなさい。船中八策と共に切らしてしまって入荷待ちなんです」とのこと
「 美丈夫や酔鯨だったらいけますけど 」
「う~ん どちらもちょっと・・・」
「 メニュー表に載せてませんけど 赤野なんていい酒で おすすめですよ」
「赤野?? 聞いたことない名前だな~ でもおすすめならば それで」
あまり期待してなかったけど 瓶を見せてもらって驚いた。
「蔵は有光酒造場じゃないか。あの安芸虎のですよね 髭の社長の」
「そうです 安芸虎と同じ酒蔵です。」
「良かった。丁度安芸虎を飲みたいと思っていたから これはラッキー!
赤野なんて、関西ではきっと酒販店では売られてないレアな銘柄に違いない」
▼土佐直送のかつおのタタキ
▼ かつおのたたきと頂いた 「赤野」(有光酒造)
酒の味わいは、トロンとすっきり
ウツボのから揚げ
「ウツボ」のから揚げ 何年ぶりだろう もっちりとして美味
ウツボのから揚げと土佐しらぎく・微発泡を頂いた。
お酒だけなら 土佐のしらぎくで充分すぎるけど
やはりこのウツボには、アリサワさんの「文佳人」で頂きたかったな~
次から次に店に覗く人の多いこと
それにしても 皆どうやってこの店を知ったのだろう。
私は、梅乃宿酒造のホームページで紹介されていたから知ったのだが。
地元の女性誌か何かに紹介されたのかな?
▼店のカウンター端には、土佐以外の酒・大吟醸クラスの酒箱も
中央に 白牡丹の純米吟醸箱を見つけたのは嬉しい。
空いてますか~? と この細くて暗い路地の店を覗く人の多いこと
「今日は、なぜだか特別多いですね」とご主人は言ったが
もはや隠れ家ではなくなってることに驚かされる。
高知の酒と一品食べたくなったらフラリ寄りたい店だけど
これからは、予約しないと満席で入れないことも
覚悟しておかないといけないようだ。
宮崎・高知とさすがに簡単に飲みには行けないけれど
奈良・大和八木には、日本の南国(宮崎・高知)の味覚を堪能できるスポットがある。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
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