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( 美吉野醸造「花巴」 橋本顧問 )
■2012/9/27(木)
近鉄百貨店「吉野・飛鳥物産展」 旅館・歌藤(かとう)のブースを離れた後
同じ吉野の町おこしの仲間と聞いて「花巴」ブースも覗いてみた。
伺うと「花巴」のコーナーには、橋本顧問がいらした。
私は近づいて「今日は、いけ面の息子さんは?」と尋ねると
「吉野フェアーの準備で、今日は大和郡山ですわ」とのことだった。
先般 奈良のバル「よばれや」さんで、数ある中から選んだ酒が「花巴」でしたよ
と伝えると「それはどうもありがとうございます。 ところでこれ、飲まれはりましたか?」と
試飲させて頂いた酒が実に美味しかった。
▲左上青瓶が「百年杉」
「百年杉」は、吉野の杉桶づくりを復活させたもの
ほんのり柔らかい杉の香が、透明感のある味わいを際立たせている
といった表現が近いだろうか・・・
「何しろうちの酒は個性的なもんばっかりで・・・」とおっしゃったが
「そこがいいんじゃないですか 花巴は日本酒ファンにとってとても楽しみなお酒ですよ」と
応えた。
「南遷」 に 「ゆずりは」 「水酛仕込み」と私からそんな言葉が出てくるので、
単にミーハーな「花巴」ファンではないことが通じたらしい。
そんな私に顧問はこんなこともおっしゃった。
「何とか 幻の酒米「白玉」の酒を復活させたいと思っていろいろ
探してみましたけど 結局
奈良県で種もみを見つけることができませんでしたわ。」と
私は、「もしかすると・・・ その幻の酒米「白玉」は、福岡・筑後にあるのでは!?」と
思ったが、素人の不確かな記憶の為、明言を避けた。が、日本酒ならではのロマンを
感じ、「百年杉」に好印象を残して後にした近鉄百貨店「吉野物産巡り」だった。
(寅)
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