![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/61/4bb65790e3ec26266294271cde8f48d6.jpg)
( 「磐城壽」純米酒 雪室貯蔵 )
■2016/11/5(土) 快晴
この11月地元酒販店「エポックかつらぎ店」にずらりと『磐城壽』(イワキコトブキ)が並んだ。
「磐城壽」純米大吟醸から 親父の小言までずら~り
この酒を初めて吞んだのは・・・大阪・野田の日本酒居酒屋「千喜千輝」で
確か4年前の秋だったことを思い出した。
元は、福島・浪江で、海の男酒として知られた『磐城壽』
「壽」ラベルは、間違えば命が危うい漁師の為の縁起担ぎとも聞いた。
そしてこの福島県浪江は、最も震災・福島原発事故の影響を受けた地のため、
浪江でこれ以上『磐城壽』の酒を造り続けることが不可能となり、
違う地でやり直すことを余儀なくされた。
震災に絡む関連記事が、新聞やラジオで紹介され、日本酒好きな私は
東北・北関東の酒蔵の被災に関心をもって聴いていた為知っていた。
「千喜千輝」に入るなり「お酒は、おまかせで」と女将さんに伝えて、
最初に出てきたのが、この「磐城壽」の純米生酒だった。
(「磐城壽」純米生 千喜千輝 ) 2012秋
「福島の酒蔵が震災で山形に移って造った酒」と紹介され
「あぁ、これが話題になっていた磐城壽なんですね 初めてです」
と言って飲んだことをこの「壽」のラベルを見て思い出していた。
「磐城壽」の鈴木杜氏は、以前 梅乃宿酒蔵の蔵人だったことから
その頃からの繋がりで、エポックの藤井部長が
山形まで赴き今回の取引に至ったとのこと。
鈴木杜氏はあの「玉川」の外国人杜氏
フィリップ・ハーパーさんと同時期に
梅乃宿で蔵人をしていたというのだから
考えてみたら 何だか凄いな。
今日購入したのは、定番の「磐城壽」純米酒
今日は、たまたまオープンまもない「道の駅 かつらぎ」で
明石の魚・大和あげを買ったので、焼き魚・焼きあげを肴に頂いた。
冷やして頂いたが、おだやかな膨らみの余韻を残す味わいは、
常温やぬる燗も美味しいかも・・・と思った。
次は、本醸造を頂いてみようかな
福島・浪江から山形へ 酒蔵は移ったが、
この「壽」ラベルが再び海を臨める地に里帰りできるよう
「海の男酒」復活に向け
これからも呑むことで応援したいと思った。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます