一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴 ハイライト 『トラットリア g mercato』 【大阪・豊中】 7/17 

2016年07月18日 23時30分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 ( 『g mercato』スタッフ    内山君・竹中君・三輪幸治シェフ・山地店長)

 

■2016/7/17(日) 曇

大阪・豊中市庄内のイタリアン食堂 トラットリア 「g mercato」

昨年9月9日にオープンして以来初の日曜日イベントとなる

「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴 を開催

 

 

6月30日にお店HPで開催の案内をかけて

わずか1日で満席となる前人気の高さ

 

 

 

読売TVの「シェフVS主婦」では、最も長く出演・活躍中の

イタリアン・三輪幸治シェフの夏のコース料理が、こだわりの日本酒で

5000円(税込)で頂けるイベントということで、ある程度の前人気は予想されていたものの

即日満席になって、以降の申し込み・問い合わせ電話に対しお断りするのが大変だったとのこと。

 

 

昨年オープンした時から「来年は、三輪さんの料理と日本酒とのペアリングを実践する

イベントを是非開催(やりま)しましょうね」と都度プッシュしていたのだが、

やる際は、「日本酒のセレクトと当日のお客様へのお酒の説明を

お願いしますね」と言われていた。

 

テーマは、 「食がすすめる酒 酒がすすめる食の実践」


▼実際役目を引き受けるにあたり、あくまで業(なりわい)ではなく応援なのだから 私から以下の要望をさせて頂いた。

 

・開催日は、3連休の中日(なかび)で日曜日 ディナータイムでお願いします。第一候補としては、7月17日です。

・会費は、税込5000円に設定、それで料理と酒でどこまでパフォーマンスを上げられるかでいきましょう。

・コースメニューにオリジナルの酒粕一品料理を作って加えてください (使用する酒粕は、私が提供します)

・日本酒に関しては選定から購入・持ち込みまで全て私に任せて頂き、持ち込んだ酒は当日までしっかり冷蔵保存を願います。

 

 

今にして思えばどちらがプロなのかわからないような立場逆転のお願いをしたにもかかわらず、

三輪さんには以上の要望を全て飲んでもらった。さらに日本酒の準備金額枠まで当初より広げてもらい、

こちらとして断わる理由もなく、実施に向け準備進行、この日(7月17日(日) 18時~ )実施の運びとなった。

 

三輪さんもこだわりの夏メニューを披露するだけに 私にしかできない 私ならではの日本酒をセレクトすることにした。

 

 

三輪さんの料理に私が選んだ日本酒は最終以下のもの  

(料理にマッチすることを第一義に なるべく地域の偏りをなくし、酒米も幅広く楽しんでいただきたいという考え)

▽ (日本酒は、上の写真左から順に提供 料理ごとにペアリング)

前菜   ①「大信州」夏のさらさら(長野)でスタート 酒米:ひとごこち

魚介   ②「奥」夏かすみ純吟(愛知)    酒米:夢山水

肉    ③「此君」金魚(鳥取)ロック酒  酒米:玉栄

冷静パスタ④「あたごのまつ」ひと夏の恋(宮城)  酒米:ひとめぼれ

酒粕一品 ⑤「鳳凰美田」WINE CELL(栃木)   酒米 : 特A地区 山田錦  (フランスワイン酵母)

デザート ⑥「笑四季」貴醸酒モンスーン(滋賀) ∔アイスクリームに「李白」本味醂(島根)かけ 

 

 

 たぶん参加の皆さん初めてだったと思う・・・自慢のレア酒 生産量100石の「奥」はまさに奥の手・30石倉吉の秘酒「此君」

最後に並べた「李白」本味醂に「えっ、何でみりんなの?」と声があがった。

 

 

定員を当初の15人から18人にUP さらに1人どうしてもという方(但しワインで対応)が加わり最終19人のお客様

それぞれの参加者に簡単に自己紹介してもらいスタート、賑やかな会になった。

自己紹介コメントで全員に共通していたのは「日本酒が好き」「日本酒に興味があるので申し込んだ」というものだった。

 

 

■ 本日の三輪シェフのコース料理メニュー(イベントオリジナル)

 

▽① 「大信州」を合わせた前菜  料理凝ってます。酒はさらさら

 

 

▽②「奥」生酒を合わせた「イタリアン魚介盛り」(カルパッチョ)

私の奥の手酒の一つ「奥」は、各テーブルから好評のコメント 

 

▽③「此君」ライムロックを合わせた酒粕漬け牛肉

 

 

▽④「あたごのまつ」ひと夏の恋を合わせた「極細冷製パスタ」

麺の下には、岩だこが潜んでいる。

 

▽⑤「鳳凰美田」WINECELLを合わせた「酒粕キッシュと天然海老」※酒粕は「篠峯」

 この「鳳凰美田」、言われなかったら ワインと思って飲んでしまってたかも・・・と

 

▽⑥「笑四季」貴醸酒を合わせたデザート「アイス・福砂屋カステラ∔李白味醂」

 

 貴醸酒体験 アイスクリームへの本味醂がけ体験は、どうやら皆さま初体験のご様子も大変好評だった。


さらさらとアルプスのせせらぎから始まった食事会は、夏恋酒を経由し、とても甘い余韻を残して終わるという

夏の宴ストーリー なのでした。  私らしいセレクトだったでしょ・・・

 

 

 http://blog.with2.net/link.php?1601745

(寅)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
暑い日に、爽やかな会でした。 (温泉3号)
2016-07-19 08:07:04
お料理もお酒も、新鮮でお互いを引き立てる様にされており、とても美味しく頂きました。
メニューやお酒の銘柄紹介も洒落ており、雰囲気も楽しめました。
第2回を期待します。
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■夏恋酒で梅雨明けしました。 (一文字 寅)
2016-07-19 20:54:15
■温泉3号さんへ
三輪シェフには、かなり張り切ってもらって盛りだくさんの料理。そしてあの日本酒、あれで5000円ですよ。
今後、他の日本酒の会に行くとたいてい7000円~8000円 そのパフォーマンスの高さがわかってもらえると思います。 ともかくも無事に日本酒でイタリアンを愉しんでいただけて 良かったです。 次もできるといいけどね~ (寅)
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