
( 「麒麟」秘蔵酒 平成5年醸造古酒 河内長野『福智庵』 )
■2018/11/17(土) 晴
大阪・河内長野市河合寺にたたずむ「福智庵」で開かれた日本酒の会に参加した。
いつのまにか区切りの第五回目を数えるまでになったこの会
(近鉄・尺土駅での乗り換え電車は11:11 いい予感)
いい予感ぴったり! 天候は、前日までの予報「曇り時々小雨」なんのその
例のごとく晴れ男の私がt河内長野に着く正午前には
すっかり快晴の空になっていた。
今回は、少なめの総勢11名での日本酒の会
それぞれが、日本酒やアテを持ち寄って魚はその場で
天ぷら調理や焼き魚にしたり、焼き鳥もロースターで焼いたり
今までより臨場感あふれ、厚みを増したと感じられる会になった。
私が持ち込んだ日本酒は、「若波」銀ワカ(福岡)と「岩の蔵」13(佐賀) そして
25年間自宅で熟成させた「麒麟」秘蔵酒古酒(新潟)の三酒
そして福ちゃんが揃えてくれた「刈穂」「天明」「墨ノ江」「天の戸」「宮寒梅」の東北の酒たち
(お酒を呑む方に気が行って、全ての写真を撮り忘れた)
私が持ち込んだ秘蔵酒は昔頂いたものだが、そのまま自宅で保管・熟成
四半世紀(25年)経過だし、第五回区切りのこの会で開封することにした。価格的には二万円以上の
価値があるかなと思っているが、それ以上にお金で買うことができない時間が詰まっていることに価値がある。
「今の自分の歳から25歳引いて、その年にできたお酒なんだ と思って味わってみるといいよ」
そう付け加え、参加者の方々に温度指定50℃の燗で味わってもらった。
古酒をうまく味わうのは、高温ほどいい。
温度や熟成(開封せず寝かす)期間などいろいろなオリジナルの楽しみ方ができるのが、日本酒の良さでもある。
(古民家カフェ 「福智庵」)
それにしてもピザ窯やこたつテーブル、サブカウンターなど
どんどん進化している「福智庵」には驚かされた。
居心地が良すぎて、正午に入り16時過ぎに会が終わっても結局気づけば21時頃まで
なんと9時間近くもここに居た私。
すっかり真っ暗になって薪ストーブが作り出す暖かな空間の中、主催者の福ちゃん・なっちゃんご夫婦からは、
「もし寅さんとあの日奈良(奈良酒カウンター「泉勇斎」)でお会いしてなかったら間違いなく
大阪・西田辺に行くことなんてなかったはずだし、(今回で五回目を迎えた)
日本酒の会なんていう今日この日はなかったですよ」と言われた。
何があるかわからないのが人生
ともかくも ご縁をつくってくれた日本酒に感謝 !!
25年のふーっとした時間の味わいがこの日の会に花を添えた素敵な一日になった。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます