西やん中洲にいます。

西やん67歳、日々の出来事独り言

今日のいろいろ1012 【中国の海外非公式警察】

2022-11-18 20:26:17 | 今日のいろいろ
こんばんは。

私は、日々「Yahoo!ニュース」を中心に記事を読んでいます。
「Yahoo!ニュース」のトップページには、「トピックス一覧」があり、15文字程度に要約された記事の一覧が8件表示されます。
その下には「記事一覧」が表示され、国際ニュースが多いように思いますが、2~3行に要約された記事の一覧が並びます。
それらを上から順に見て、気になった記事を読んでいく感じでいます。
そんな記事の中から。

【中国非公式警察】
私の、11月16日の「今日のいろいろ1010 【気になること】」として書いた中国に関する内容に、ほんの1、2行で書いていたのですが。

中国は、外国に無許可の「警察署」を設置しており、外国に居る中国人の取り締まりを行っているとのこと。もちろん、日本にもあるそうです。 
と書きました。

最近、この「中国非公式警察」に関する記事が散見されます。
「国会議員 中国女」で検索すると出てくるのですが。

2021年12月15日付の週刊文春(文春オンライン)の記事では、
『自民党・松下新平参議院議員 中国人女性「外交秘書」との関係巡り、政治資金規正法違反の疑い』というタイトルで、国会議員と中国人秘書との不適切な関係について書かれているのですが。

2022年11月9日付のデイリー新潮の記事では、
『自民党議員が警視庁マークの「中国人女性」に溺れて首相に紹介 夫婦関係は危機に、情報漏洩リスクも』というタイトルの記事が出ました。

この記事では、「英国の公共放送BBCが先ごろ〈中国、警察の出先機関を外国で設置か〉と報じたが、なんとこの「違法拠点」は日本にも設置されている。さらに、自民党の松下新平参院議員(56)は、登記されている問題の団体の常務理事である40代の中国人女性と“密接”な関係にある上、この団体の「高級顧問」という役職に就任していたというのだ。 」と書かれています。

ただ、BBCの報道には元があり、スペインの人権NGO「セーフガード・ディフェンダース」が9月に公表した報告書で、中国が日本を含めた30カ国に「非公式の警察署」を設置していると発したのが元です。
その中で示されている日本の拠点が、東京都千代田区にある「一般社団法人日本福州十邑(じゅうおう)社団聯合総会」(以下、福州十邑聯合) という団体で、そこの常任理事をしている40代の中国人女性が、先の週刊文春で報じられた松下議員と密接な関係のある中国人女性であると。

この組織こそが、日本における中国の「海外警察」で、こうした「海外警察」はオンライン詐欺などの犯罪者を取り締まることを目的とする名目であるけれども、実際には「反体制活動家」など在外中国人を取り締まるためとのことです。

そして、「(中国への)帰国の説得」を行い「自主的帰国」を即すのですが、実際には、中国に残る家族などにいやがらせ、弾圧を行い、家族などから帰国を即したり、場合によっては「誘拐、拉致」してでも帰国させているとのこと。

欧米では、これに対して政府が発表し、取り締まりなどを行っているのですが。
日本に関しては、大手マスコミ(新聞、テレビ)での対応も遅く(日本経済新聞が取り扱っている記事はありましたが)、政府や警察などがどう対応しているかは分からない状況です。

在来中国人が対象ということではありますが。
日本国内において、非公式な警察組織を設置し、場合によっては「誘拐、拉致」までというのは犯罪行為であり、人権侵害もあり、非合法です。

一度読んで、その記事を見つけられないのですが。
ある記事で、新疆ウィグル出身で日本在住の女性が、国に残る父や親戚が拘束され、周囲の反対を押し切って「父親を捜す」帰国し、結果、死亡したと。
ただ、発表されたのは「病死」。

私達の知らないところで、こんな事がまかりとおっている。
そして、その組織に加担しているのか、そそのかされているのか、現職国会議員が関係している事実。
「旧統一教会」だけでなく、「中国」が国会議員にも触手を伸ばしている。
それが、大きく表にも出ない。

「中国」の影響が、どこまで及んでいるのか。
怖いことです。

では、また。