こんばんは。
台風10号は、まれにみる「低速台風」で、ずっと「自転車並み」のスピードでした。
九州に上陸した時点では935hPaでしたが、その後弱まってはきましたが、長く風雨に晒され、台風から離れた地域でも豪雨になりました。
台風は自分では動けないため、風の流れが必要なのですが、太平洋高気圧から離れてしまい、太平洋高気圧の周辺の気流にも乗れず、偏西風ははるか北の方にあり、それにも乗れずでした。
今、南方には台風のタマゴ手前の雲がいくつもあるようで、すでに台風11号が発生し、小笠原の近くに熱帯低気圧もあるとのこと。
これから、本格的台風シーズンになると思われます。
今回もニセ情報があふれたようで、正しい情報の入手に気を付けましょう。
【JR京葉線ダイヤ】
JR京葉線のダイヤが、3月のダイヤ改正で「通勤快速」が廃止されたとのことで、沿線自治体から苦情というか要望が出て、何本かの「快速」が今日から復活した「ダイヤ改正」が行われたとのこと。
JR東日本にも事情があるのだとは思いますが、「通勤快速」の廃止については、反対の意見が多かっただろうと思います。
それを無視してというか、強硬した訳ですが、結局、半年で変更することになってしまった訳で。
もっと、沿線の利用客、自治体の意見を聞いて進めることはできなかったのでしょうか。と思います。
千葉県は「首都圏」ですから、東京などへ通勤する方は多いはずです。
ニュースで出ていた方は、全てが「普通列車」になって、家を出るのが20~30分早くしないといけなくなって大変だった。と言われていました。
「ダイヤ改正」は、その内容によっては、市民生活に大きく影響するものだと思います。
JR九州でも、「新型コロナ過」での利用客の減少もあり、「ダイヤ改正」で朝夕の通勤時間帯の列車本数の削減と、車両編成(両数の変更、削減)を行いました。
JR九州鹿児島本線の車両は、3両編成と4両編成が基本で、2編成連結で、6両編成、8両編成。3編成連結で9両編成で運用されています。
駅ホームの長さの関係で、最長が9両編成で運行されているのですが。
9両編成を6両編成にするなどの措置もとられました。
これには、通勤時間帯に本数が削減された上、編成の両数も減ったことで混雑に拍車がかかり、不評でした。
やはり、沿線自治体からの要望もあり、見直しが行われました。
ダイヤ自体の見直しには時間を要するため、車両の編成を見直して、両数を増やす対応はされました。これだけでも混雑緩和にはなります。
公共交通機関であっても、JRは民間企業であるため、効率化やコスト削減などは至上命題にはなる訳ですが、「利用者」がいるものであるため、「利用者」が「(非常に)不便」になる「ダイヤ改正」は行わないようにしていただきたいものです。
結局、見直しを迫られる結果になりますから。
話は変わりますが。
一時期、話題になっていたのが「乗務員不足」による「バスの運休」があちこちで起こったことです。
中には、会社ごと業務をやめたところもあります。
公共交通機関は、朝5時頃とかからスタートし、夜10時~12時頃まで、走る時間は長いのですが、利用者が多いのは朝と夕方の通勤、通学時間帯だけで、昼は乗客が少ないという特性があります。
利用者が少ないのに、毎時間、同じ本数を運行するころはコスト面でもできません。そうなると、昼の間の本数を減らすことになり、その間は乗務員が余ることになります。
ただ、朝夕のラッシュ時を考えると、昼の間の休憩時間を長くとり、実働時間を朝と夕方に集中するかたちにするのでしょうが、拘束時間は長くなります。
その割に、年収は、全産業平均よりも低いようで。
運賃の値上げは、利用者減にもつながるでしょうし、従業員の給与を引き上げるのはなかなか難しいのだと思います。
どこも人手不足で、給与水準は人を集めるには重要な要素だと思いますので、乗務員を確保するのも難しい問題なのだと思います。
個々の会社、個々の路線でも事情は違うとは思いますが、交通弱者を減らす、作らないとい意味で、何か工夫ができればいいのですが。
難しい問題です。
そんなことを考えてしまいました。
では、また。