こんばんは。
今日の暑い日が続いています。
このところ、突然の雨も降っていません。
このところ、私の仕事のグループでは、出勤しているのは私とSIさんくらいで、他の人はリモートで仕事しています。
私もそうできればいいのですが、やはり家では実が入らない感じもあり、極力出勤しています。でも、暑いです。
【財源は?】
自民党総裁選の告示は12日で続々と出馬宣言しる候補者が続出しています。
民主党の党首選は告示され、4人が立候補しました。
民主党の党首選では、4人の候補の論戦が中継されたりしています。
それぞれの、党首となった場合の政策などについて答える訳ですが。
国政選挙の場合も、よく候補者や野党が「消費税減税」や「消費税廃止」などと威勢よく言う訳なのですが、私はいつも思います。
『減税はいいけれど、その減った税収分の財源はどこから充てるのか』ということです。この点は、なかなか明確な説明はありません。
よくある「交付金」。要は「バラマキ」についても同様で。
例えば、「給食費の無償化」など、教育に関する費用の無償化などについて「政策」として挙げる人も居ます。
でも、それに「いくらの予算が必要」で、「その財源はどこから捻出するのか」を答えられるのでしょうか。
今朝のニュースだったと思うのですが。
東京都墨田区だったと思います。「修学旅行の無償化」、「社会見学などの無償化」を実際に「開始する」ということでした。
それは、財源の目途がたっているため、「実施」を宣言している訳です。
一般の方へのインタビューでもありましたが、「経済的事情」で修学旅行に行けない、というのは解消されると思われます。更に、(修学旅行の補助は1人8万円)これがあれば、8万円を他に充てることもでします。
この様な、財源を含めた具体策があるならいいのですが(もちろん、みんなが納得できないといけない訳ですが)、思い付きにように「減税だ」「給付だ」と言うのはいかがなものか。と思ってしまうのです。
自民党では、茂木幹事長が「増税0とする」と宣言していましたが。
「防衛増税」や「子育て増税」を決めたのは誰なんだ。という話で。
茂木氏いわく、「国の予算は110兆円を超えるので、それと比べれば、どうにでもなる」という様なことを言われたと思うのですが。
それが積みあがっての今の予算規模です。
「増税を0円」とすれば、「何かの予算を削る」か「相応の国債を発行する」ということですよね。
国民の反発を招きながらでも決めた「増税」を、総裁選だということで、安易に「なし」にするのはいかがなものか。
これは、茂木氏が総裁になれば、まだいいのですが。仮に他の候補が総裁になった時に、「茂木氏は増税なしにできると言ったではないか」と言われればどうするのか。そこまで考えて言われているのか。と思ってしまいます。
「マイナ保険証」の件もしかり。林官房長官が「現行保険証の廃止を延期する」というような事を言いました。
これも、賛否はあるものの、政府として決めて進めている事項を、総裁選だからと「延期」を言い出すのはいかがなものか。それは、大臣の職にあった訳だから、政府内で発言し、従うなら従うべきなのではないか。
他もしかりですが。
「総裁選」だ。「党首選」だ。ということで、できもしない事。できても、他に不都合が出る可能性があるもの。検討が不十分なことは言わないでほしい。
これは、国政選挙でも同じです。
自民党総裁選が終わり、総理大臣か決まれば、早期の「衆議院解散総選挙」になるでしょう。
安易な「政策」「マニュフェスト」を示すのはやめてほしい。
今でも思います。
民主党政権になって、当時の鳩山首相が『普天間移設について、最低でも県外』と言って、結局、できずじまい。
沖縄県民に、期待をいだけせた分、余計に混乱させてしまっています。
出来もしない事を無責任に、時の総理大臣が言うのは、あまりにも悪影響が大きすぎる。混乱を呼ぶだけ。
普天間基地がある宜野湾市の市長選挙。5回連続で、与党の推薦する候補者が当選し、普天間基地移設を早期に行うことを望んでいます。なので、辺野古への移設を少しでも早く進めてほしい。が、宜野湾市の民意なのでしょう。
その点では、「辺野古移設反対」は沖縄県の「総意」ではないということ。
自民党も、立憲民主党の、候補者は「安易な政策」を述べないでもらいたい。
と私は感じ、思っています。
では、また。
追伸
「所得税減税の効果って、どうなのであよう。」
「誰か、評価しているのでしょうか。」
「消費は増えたのでしょうか。」
「物価高で消えて、減税の実感なんてないかも。」