こんばんは。
今日の福岡県の新型コロナ新規感染者数は、472人(過去最多)でした。
感染者数が減少していたのは、GW期間中で検査数が少なかったためということで。
昨日の時点で、福岡県が準備している病床数の64.1%の使用率。
重症病床も30.1%の使用率になっています。
そして、472人の内、249人が福岡市の感染者数でした。
昨日、2回目、今回の3回目の「緊急事態宣言」発出で、福岡県は、要請していないのに発出対象になりました。
それは、福岡県は、福岡県内の状況を判断し、政府は九州全体を観ている違いであると。確かに、福岡県だけ3桁が続いていますが、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島も全て2桁の状態が続いています。
福岡は、やはり九州では中心と言うか、一番の大都市で九州内からの移動も多い場所。
日本、関東の東京。関西の大阪。九州の福岡。ということになります。
【緊急事態宣言とエビデンス】
「短期間に強く」が今回の緊急事態宣言ですが。
さほどの効果はなく、今日の感染者数は、大阪1005人、東京907人、兵庫493人、そして福岡472人、愛知443人でした。
更に、福岡市の249人は、埼玉県の238人、神奈川県の240人より多い数字です。
そんな中で、兵庫県神戸市の老人介護施設で、感染者数が100人、死亡者数が10人以上になっているけれども発表されていなかった。というニュースがありました。
老人介護施設(ディケア施設を除く)では、入所されている老人の方々が市中に出ることはほぼ無い訳で。ということは(想定ですが)持ち込まれるルートは施設職員の感染からが多いのだと思います。
そういう意味で、老人介護施設やデイケア、訪問看護、ヘルパーなど高齢者と接する機会が多い方々のワクチン接種を早める必要があるのでは。
ただ、先行して始まった医療従事者へのワクチン接種をまだまだで、65才以上の高齢者もまだ1%も行っていないようなので。
【緊急事態宣言とエビデンス】
今回の「緊急事態宣言」では、大規模商業施設やイベントなどへの制限が緩和されますが。感染対策がされていても、「人流を抑える」という意味では、商圏が広い百貨店やイベントは人を集め人が動きますから。
でも、1回目の「緊急事態宣言」から、要請の対象は(アルコールを提供する)飲食店で。何故、飲食店はいつも。
飲食関係の方々は、何故、飲食業界だけ。と思われるでしょうね。
ただ、あの厚労省の23人の会食。結局、その中から感染者が出て。
おそらく、保健所を通じて、感染経路を調べることが出来た中で、飲食店での会食が原因であったことは(私達も)分かっています。
ただ、感染経路不明者も。その中には、不明ではなく、言わない方も。
統計をとれば、感染経路の詳細の内訳は出るのでしょうが。
今日の福岡県の感染経路不明者の割合は50%を超えていました。
本来、感染経路に関する割合(危険度)の数字を出してもらいたいところなのですが、感染経路不明の割合が多ければ、その数字の信ぴょう性みたいなものも。
そういうこともあって、感染経路に関するエビデンスは出せないのかな。
それが、説得力をもった数字であれば、飲食業の方も少しは納得して下さるのかも。
それが無理なら、感染事例をもう少し出していただければ。
事例が多いから、飲食業や今回はカラオケの提供、アルコールの提供を制限し、営業時間の短縮、または、休業を要請している訳で。
これも、みなさんうすうす思われている事ではないでしょうか。
「罰則まで検討しないと、出歩く人は出歩いてしまう」
日本では、やっと、「緊急事態条項」などを含む憲法改正のための、国民投票に関する改正が可決されるところです。
土日になりますが。
福岡県の「緊急事態宣言」の発出は、12日から月末までですが。
どこも行けませんね。少なくとも県外には。
では、また。
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