小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

交通事故に御注意ください

2014-03-09 22:21:50 | 日記






5日からそろそろブログ更新を・・と思ったのも束の間。
先日、夜中「御主人が交通事故に遭った」と四国の警察署から連絡あり。
奥さんが病院へ行くようにと促される。
夫の怪我の状態を聞くも「救急車で搬送された。状態は病院に聞くように」と。
震える手で教えられた病院のダイヤルを回す。
受話器を取った看護師「今・検査中なので詳細はわかりません」との返答。
パニック状態にある私は家の中をウロウロ・・
一体どんな怪我をしているのか?恐らく入院を要するのだろう。
タオルや着替え程度は持参すべきか?
有り金とキャッシュカードを袋に放り込む。
免許証・メガネは持った!OK!行くわよ!オトーサン!待っててね。
ガソリンは後少し・・四国まで持つか?
深夜とはいえ何処かにスタンドはあるはず・OK。兎にも角にも行かなきゃ。
家を出るまで1時間も要したか?
パニック状態から抜け出さないとハンドルを握るのは怖い。
65歳のバアサンが慣れない高速、しかも途方もない大きな心配を抱えたまま雨の夜の高速。
慎重に・・慎重に・・と言い聞かせながらの運転。
80キロのスピードが目いっぱい。
2時間半走った頃か?料金所で支払いを・・
その時・携帯が鳴る「はい・・kayoです・・」
相手は夫「ワシや・・」「おとーさん!大丈夫?命ある?」
「大丈夫や、何とも無いから気をつけて来いよ」 

料金所の方に「夫が交通事故に遭って今、駆けつけているんです・・命はあるみたいです~」と。
「そりゃあ、大変じゃな、気をつけてな」って。
他人さんに要らんこと言ったか?とは思いながら夫の無事を誰かに言いたくて。

病室に着いて第一声「おとーさん・来たよ!大丈夫?」「おー、大丈夫や」
夫・死神から見放されたみたい・・良かった。
顔だけは湿布ガーゼなどで変わっていたけど万年ガキ大将がそこにおりました。
病院のベッドで腫れた両目のマブタが哀れを誘うけど。
顔面はフロントガラスで切れたか2~5センチほどの赤い傷が無数にあって痛々しい。
1本の切り傷でも痛いだろうに・・

潰れた車は夫が、兵庫の知人(同級生)の車関係会社まで運んでもらうよう自分で手配。
「具合が悪ければ再度近くの病院へ行ってください」との医師の言葉に胸を撫で下ろす。
救急で運ばれてから15時間ほどで病院から放免され目出度く?帰途に着く。
5日間の薬をいただきました。

兎にも角にも大事故に遭いながら最小の怪我で夫は助かりました。
私「車の写真、撮ってこようか?」
夫「おう、行って来いや」・・・友人の修理工場まで行って数枚  

夫、写真見て恐怖が甦ったか?教訓になったかどうか。
軽症だったからこその行動です・・写真を写すなんて 
今、二人で数日前の事故が不幸中の幸いとなったことの喜びをかみしめています。
交通事故は決して他人事ではないのですね。
ちょっとした油断から・・気の緩みから。
相手が電柱で済んだのも不幸中の幸いと捉えられるかも。
運転に関しては、いつもは子供達に口を酸っぱくして言ってきたこと 
親が身をもって悪い見本になってしまった今回の事故でした。

色々な理由で再度、夫婦で警察に出向きます。
その時は、四国の私の実家へでも足をのばして来ようなどと・・
懲りない夫婦でしょうか・・? 

不幸中の幸いと捉えた今回の事故。
でも夫には、これから
車の運転にだけは当分の間、小心者になってもらわなければ!

このところ夫が何かと、家の中でコマメなのは、どんなワケが?