小さな町で幸せ探し

団塊世代の夫婦の日々・・
夫が生まれて育った故郷で暮らしています。
悲喜こもごものスローライフの物語。

山を這う

2015-02-05 21:52:20 | 日記

兵庫県も北の地方は午後から雪が降り、こちら南側は雨の予報。
忙しい忙しいと言いながら
雨が降るならその前に「山に行こう!」と、意気投合。

行った場所は、夫の故郷に戻ってきた13年前
今は亡き義父に連れて行ってもらった山・・上・画像。
家から車と歩きを含めても1時間もかかりません。
義父の山と、他所の境界線を詳しく義父から教えて貰ったのでした。
私は面白がって付いて行っただけ・・教えられたのは夫です。

あのころはまだ倒木もそんなになかったような気がします。
山を管理する人がいたのでしょう。
今のように獣(鹿やイノシシ)が出没することもなかったような・・。

今、山に入るにも獣が人の住む集落に来ないよう大がかりに網を巡らせ
入口の鉄網にくくってある太い針金をいちいち外して入らなければなりません。
それは別に面倒なことでもないのですが
か弱い女性??が一人で山に入るには相当な勇気がいるのです。
無論、獣に出くわした時のため、笛等の持参は必須。
夫に私の笛の一つを渡したら「いらん!」と軽く否されましたけど。
「オマエサンを見たら向こうが逃げるわい」って・・失礼な話 

山は遠くないのですが、石がゴロゴロした道なき道が続きます。
昔は、とても歩き易い道だったとの記憶があります。
山を這うのは険しく歩きにくい場所もあるも何てことありません。
下る時は落葉の上を滑って降りるし楽勝 

ただでは戻らないのは当然のことで
採ったイワヒバ・万両・アセビ探しに必死で  写す余裕なし。
近頃、夫も私の趣味?盆栽もどきに引き込んだ感じ。

山の中で3・40分か?離ればなれになったけど
持参の笛を思い切り、何度も何度も吹き鳴らしました。
すぐ近くに居るのに夫、しばらく笛を聞いた後で「オ-」って!  
笛の音が聞こえた時点で即・返事をしてほしいものですわ 
私の吹く笛の音で向こうは安心でも、
こちらは必死で植物を探す間も怖い思いをしているのですから。

ま・今回は獣に出くわすこともなく無事に戻れたので良しとします。
9時半に家を出て戻ったのが2時半。
遅い昼食の後、仮眠をして植物を二人がかりで植えつけました。
終わったのは辺りが暗くなりかけていました。
夫の方が長時間、外作業でしたが・・けっこう楽しんでいるみたい 

両足が痛い・・湿布薬・・効くのかしら。明日は1日中、高齢者大学。