肝臓がんで死ぬ人の多くがC型肝炎ウイルスに感染していることから、少し詳しくC型肝炎について見てみましょう。
肝臓がん死亡者数は2005年から減少し始め、今後もその傾向は続くと思われますが、C型肝炎ウイルスに感染しているのに自覚がない人は100万人とも言われており、決して侮れません。
C型肝炎ウイルスに感染すると、2週間から4か月の潜伏期間を置いて、急性肝炎を起こすそうです。
症状は、発熱、頭痛、関節痛などですが、無症状の人も多いそうです。
急性肝炎を起こすと、自然治癒することもあるそうですが、多くの場合、慢性肝炎に移行し、そうなると肝硬変を経て肝臓がんを発症する可能性が高くなるそうです。
自衛策としては、肝臓に負担をかけないように、腹八分目を守り、節酒・禁煙に努め、適度な運動をすることが良いようです。
また、肝臓で解毒されるもの(食品添加物・残留農薬・薬など)をなるべく摂取しないようにすることも大事なようです。
意外なのは、C型肝炎の場合、鉄分の過剰摂取が症状を悪化させるそうで、日頃から食品の鉄分量をチェックしておく必要があるそうです。
肝臓に良いとされる食品には、鉄分を多く含むものもあるのですが、C型肝炎の場合は鉄分が多いと逆効果になってしまうそうなのでご注意ください。
また、調理器具についても、鉄製のフライパンは使用しないなどの注意が必要だそうです。
C型肝炎については、「C型肝炎治療大百科」というホームページに分かりやすい記事が載っているので、ご興味のある方は検索してみてください。
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