厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2009年の膵臓がん死亡者数は、2万6791人(男性:1万4094人、女性:1万2697人)でした。
膵臓がんは、がん死亡原因の第5位ですが、死亡者数は近年急速に増えているため、あと数年で肝臓がんを抜いて第4位に上がると思われます。
また、胃がん死亡者数も減少傾向にありますから、十数年後には第3位になっているかもしれません。
膵臓がんの原因は、あまりよく分かっていないそうです。
しかし、喫煙習慣が膵臓がんのリスクを高めることは確実だそうです。
喫煙に関しては、幼少期の受動喫煙が、大人になってから膵臓がんのリスクを高めるという研究報告もあるそうです。
また、血縁者に膵臓がんの人がいる場合も、膵臓がんのリスクが高まるそうです。
膵臓は消化器系の臓器ですから、自衛策としては、腹八分目を守り、節酒・禁煙に努め、適度な運動をすることが良いようです。
また、刺激物(香辛料、炭酸飲料、コーヒーなど)は、膵臓に負担をかけるそうなので、過剰摂取にはご注意ください。
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