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溶融燃料取り出し、前倒し=1、2号機で最大1年半―福島第1廃炉工程表案・政府

2013-06-10 20:20:11 | 日記
時事通信より転載
溶融燃料取り出し、前倒し=1、2号機で最大1年半―福島第1廃炉工程表案・政府
時事通信 6月10日(月)18時52分配信
 東京電力福島第1原発の廃炉を進める政府と東電などの廃炉対策推進会議は10日、廃炉に向けた工程表の見直し案を公表した。原子炉内の溶融燃料取り出しを、最大でこれまでより1年半早い2020年6月ごろとするなど、計画の一部を前倒しした。福島県など地元自治体や学識経験者の意見を聞いた上で、月内にも正式決定する。
 見直し案は、11年12月の「冷温停止状態」達成から10年以内としていた溶融燃料取り出し開始を、各号機の状況を踏まえ再検討。建屋の損傷が比較的少ない1、2号機では、17年度に使用済み燃料プールからの燃料取り出しに着手し、原子炉からの溶融燃料取り出しも最も早い場合は20年6月に開始できるとした。
 一方、水素爆発による建屋の損傷が大きかった3号機では、プール内にがれきが滑落する事故があったことなどから、プールからの燃料取り出し開始を14年末から15年度上半期に変更した。

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