河北新報社より転載
岩手のニュース
岩手・山田NPO問題 11年度の事業費 県と町が再精査
岩手県山田町から受託した緊急雇用創出事業で不適切支出が指摘されたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)の問題で、県と町は13日、2011年度事業費約4億3000万円の支出について再精査を始めた。
11年度事業の完了検査は昨年3月末に終了しているが、12年度事業費に多額の不適切支出が見つかったことから、あらためて調べることにした。県と町は一部支出が補助対象外となり町が返還せざるを得なくなるとみており、12年度事業費で約5億200万円の穴埋めを強いられた町の負担が増す可能性もある。
この日は県の担当者が町役場を訪れ、調査スケジュールや調査項目などを確認した。本格的な作業は来週からで、主に人件費とリース代を重点に調べるという。
町は4日の町議会6月定例会で、現執行部の処分と事業を委託した前執行部の責任を年内にも明確にする方針を示している。
2013年06月14日金曜日
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岩手・山田NPO問題 11年度の事業費 県と町が再精査
岩手県山田町から受託した緊急雇用創出事業で不適切支出が指摘されたNPO法人「大雪りばぁねっと。」(北海道旭川市)の問題で、県と町は13日、2011年度事業費約4億3000万円の支出について再精査を始めた。
11年度事業の完了検査は昨年3月末に終了しているが、12年度事業費に多額の不適切支出が見つかったことから、あらためて調べることにした。県と町は一部支出が補助対象外となり町が返還せざるを得なくなるとみており、12年度事業費で約5億200万円の穴埋めを強いられた町の負担が増す可能性もある。
この日は県の担当者が町役場を訪れ、調査スケジュールや調査項目などを確認した。本格的な作業は来週からで、主に人件費とリース代を重点に調べるという。
町は4日の町議会6月定例会で、現執行部の処分と事業を委託した前執行部の責任を年内にも明確にする方針を示している。
2013年06月14日金曜日